「System Support best1(SS1)」は、IT資産管理のあらゆる課題を解決し、情シス業務を劇的に効率化するツールです。
本記事では、SS1の基本機能からオプション機能、料金体系、導入方法まで網羅的に解説。直感的な操作性や充実したサポート体制、Windows Update管理機能など、SS1が選ばれる理由を詳しくご紹介します。
System Support best1(SS1)とは?
System Support best1(SS1)は、株式会社ディー・オー・エスが開発・提供する統合型のIT資産管理ソフトウェアです。ユーザーの要望を基に開発され、運用者の使いやすさを追求している点が大きな特長とされています。
PCやサーバーなどのIT機器管理を基盤とし、セキュリティ対策やコンプライアンスの強化、さらには情シス業務の効率化まで、幅広いIT課題の解決を支援するツールとして多くの企業から支持されています。
SS1は、単にIT資産を管理するだけでなく、情報漏えいリスクの低減やログ活用による業務可視化、ヘルプデスク業務の効率化など、多岐にわたる課題に対応します。
オンプレミス型とクラウド型の両方で提供されており、企業の環境や運用方針に合わせて選択できることも利点です。
IT資産管理とは?
IT資産管理とは、企業が保有するPC、サーバー、スマートフォンなどのハードウェアや、OS、アプリケーションなどのソフトウェア、そしてライセンス情報といったIT関連のあらゆる資産を正確に把握し、適切に運用・管理することです。
IT資産は企業経営において重要な資源であり、リモートワークやクラウドサービスの利用拡大によってその管理範囲と複雑さは増しています。
目的
主な目的は、セキュリティリスクの低減(情報漏えい防止)、コンプライアンスの強化、コスト削減と予算の最適化です。たとえば、脆弱性のある機器の特定やライセンスの過不足解消、遊休資産の活用などを行います。これにより、ITガバナンスを強化し、安定した事業運営を支えます。
IT資産管理の基礎知識については、「▼IT資産の分類と管理の基礎知識を解説!」もあわせてご覧ください。
SS1の基本機能
System Support best1(SS1)は、IT資産管理と運用支援において、企業が直面する課題を解決するための基盤となる機能群を提供します。
これらの基本機能は、日々のIT業務を効率化し、組織全体のITガバナンス強化に貢献。IT資産の正確な把握から、日常的な運用業務の自動化まで、SS1は包括的なアプローチで情報システム部門の負担を軽減します。
資産管理
SS1の資産管理機能は、企業内のIT資産を常に最新かつ正確な情報で一元管理することを可能にします。PC、サーバー、ネットワーク機器といったハードウェア情報はもちろんのこと、インストールされているソフトウェアの種類、バージョン、ライセンス情報まで、詳細なインベントリ情報を自動で収集します。
詳細を挙げると、管理対象のPCにインストールされたエージェントを通じて、CPU、メモリ、ストレージなどのハードウェアスペック、OSのバージョンや適用されている更新プログラムの状況、さらには個々のソフトウェアの最終使用日時やユーザー名といった多岐にわたるデータが自動的に収集されます。
これにより、手作業による情報更新の漏れやミスをなくし、棚卸し業務の効率化、ソフトウェアライセンスの過不足の正確な把握、そして不要なコストの削減を実現できます。
また、ネットワークに接続されていない機器や、リモートワークなどで社外に持ち出されているPCについても、専用ツールやインターネット経由での情報収集に対応しており、社内外のIT資産を漏れなく把握可能です。
IT資産のライフサイクル管理の一環として、適切なPC廃棄方法についても理解しておくことが重要です。
テクバンでは、SS1を活用したIT資産管理の導入から運用まで、包括的にサポートしています。詳しくは「SS1(System Support best1)」のサービスページをご覧ください。
運用支援
SS1の運用支援機能は、情報システム部門の日常的な運用業務を効率化し、システム全体の安定稼働をサポートします。多拠点展開している企業や、リモートワークを導入している企業においても、場所を選ばずにIT機器の適切な運用を支援する機能が充実しています。
主な機能としては、遠隔地にあるPCのトラブルに対して、管理者が現地に赴くことなく対応できるリモートコントロール機能があります。これにより、ヘルプデスク業務の迅速化とコスト削減を実現します。
また、セキュリティパッチや業務に必要なアプリケーションの一斉配布・インストールを効率的に行うファイル配布機能も搭載されており、複雑なインストール手順を記録し、自動で実行することも可能です。
さらに、USBメモリなどの外部記憶デバイスの使用を制限するデバイス制御機能は、情報漏えいリスクの低減に貢献し、セキュリティ対策としても有効です。
これらの機能は、情シス担当者の業務負担を大幅に軽減し、企業全体のIT運用をよりスムーズかつセキュアなものへと変革します。
ヘルプデスク業務の効率化やリモート対応については、テクバンの「ヘルプデスク/BPOサービス」も活用いただけます。
SS1のオプション機能
System Support best1(SS1)は、基本的なIT資産管理機能に加え、企業や組織の特定のニーズに合わせて選択できる豊富なオプション機能を提供しています。
これらのオプションは、セキュリティ対策の強化や労務管理、さらにはIT運用業務の効率化など、多岐にわたる課題解決を支援します。必要な機能だけを選んで導入できるため、初期費用やランニングコストを抑えながら、段階的に機能を拡張していくことが可能です。
セキュリティ管理
SS1のセキュリティ管理オプションは、外部からの侵入や内部不正による情報漏えいリスクを低減し、企業の重要な情報を保護するための機能を提供します。
未登録PC管理・ネットワーク遮断
許可されていないPCや、会社が管理していない個人所有のPC(持ち込みPC)が社内ネットワークに接続されることを監視し、不正な接続を自動的に遮断します。
これにより、シャドーITによるセキュリティリスクを未然に防ぎます。
シャドーITについて詳しくはこちらの記事をご参照ください。
▼シャドーIT対策とは? 原因やセキュリティリスクと共に企業に必要な対策を解説
デバイス制限管理
USBメモリなどの外部記憶デバイスや、無線LANといったワイヤレスネットワークの使用を制限する機能です。データの不正な持ち出しや、許可されていない経路からの情報漏えいを防止し、コンプライアンスの維持に貢献します。
企業全体のセキュリティ対策強化については、テクバンの「次世代セキュリティ対策」のサービスページもご参照ください。
ログ管理
ログ管理オプションは、ユーザーのあらゆる行動履歴を詳細に記録・追跡し、情報漏えい対策やコンプライアンス遵守、さらには勤務実態の把握に役立ちます。
PC操作ログ
PC上でのファイルアクセス、コピー、削除、アプリケーションの起動など、詳細な操作履歴を取得します。特定のフォルダへのアクセス監視や、重要データフォルダへのアクセス制限も設定可能で、情報漏えいの兆候を早期に発見し、原因究明に活用できます。
Web閲覧ログ
従業員のWeb閲覧状況を監視し、業務に関係のないサイトへのアクセスや不正サイトの利用を防止します。これは、セキュリティリスクの低減と従業員の生産性向上につながります。
電子メール送受信ログ
各種メーラーやWebメールでの送受信ログを取得し、内容を確認できます。これは、メールを通じた情報漏えいや不適切なコミュニケーションの監視が可能となり、内部統制の強化に貢献します。
印刷ログ
PCからの印刷履歴を記録し、不正な印刷や過剰な印刷を監視・制限します。これにより、紙媒体からの情報漏えいリスクを管理しつつ、コスト削減も図ります。
サーバーログ管理
Windowsサーバーのイベントログを一元的に収集・管理し、見やすい形式で表示します。これは、サーバーの異常やトラブル発生時に迅速な状況把握と対応が可能となり、システム運用の安定化を促進します。
運用支援オプション
運用支援オプションは、IT部門の日常業務をさらに効率化し、多様なIT環境や働き方に対応するための機能を提供します。
Active Directory連携
Active Directoryのユーザー情報をSS1と自動で連携させることで、IT資産管理とユーザー管理の一元化を実現し、運用負荷を軽減します。
リモートコントロール
VPN環境がない場合でも、インターネット経由で管理対象PCをリモート操作できる機能です。リモートワーク環境下のPCトラブル対応やメンテナンスを効率的に実施できます。
ソフトウェア資産管理(SAM)
ソフトウェアのインストール状況やライセンスの割り当て状況を正確に管理し、SAM(Software Asset Management)の構築と運用を支援。ライセンス違反のリスクを回避し、コスト最適化にもつながります。
Microsoft 365管理
Microsoft 365の利用状況を可視化し、運用効率化を支援します。Teamsの利用状況把握など、Microsoft 365を活用している企業にとって有益な管理機能を提供します。
インシデント管理
社内のIT資産に生じた故障や問い合わせなどのインシデントを機器情報と紐づけて管理し、ヘルプデスク対応の効率化と品質向上を支援します。
SS1の機能について、さらに詳しくはこちらのサービス紹介ページもご参照ください。
SS1(System Support best1)
SS1の特長:IT資産管理の課題を丸ごと解決
IT資産管理は、企業が抱える多くの課題解決に貢献する重要な業務です。
System Support best1(SS1)は、これらの課題を包括的に解決するための多彩な機能を備え、情シス担当者の業務負担を大幅に軽減します。
ここでは、SS1が選ばれる理由となる特長について詳しく解説します。
直感的に使えるExcelライクな管理画面
SS1の管理画面は、多くのユーザーが慣れ親しんでいるExcelのような操作性を実現しています。ドラッグ&ドロップによる列の入れ替えやチェックボックスでのフィルタリング、右クリックメニューからの操作など、Officeソフトと似た感覚で直感的にIT資産を管理することが可能です。
このため、IT資産管理ツールを初めて利用する方でもスムーズに導入し、すぐに快適な運用を始められます。
また、タブ形式や分割表示など、ユーザーが「見やすい」と感じる画面に自由にアレンジできるため、日々の管理業務の効率化に貢献します。
IT資産設置状況も視覚的にわかりやすく管理
SS1の「機器設置図」機能は、PCやプリンター、ハブといったIT資産の設置状況をフロアマップ上で視覚的に把握できる点が大きな特長です。机や椅子、機器のアイコンを配置するだけで簡単にレイアウト図を作成でき、ドローソフトを扱うための専門知識は不要です。既存の座席表などを背景として設定することも可能なため、複数の拠点やフロアを持つ企業でも、遠隔地のIT資産の所在を効率的に管理できます。
この視覚的な管理は、トラブル発生時のヘルプデスク対応においても、対象機器を迅速に特定し、リモートでのサポートを円滑に進める上で非常に役立ちます。
Windows Update、Microsoft 365などの更新プログラムを管理。WSUS廃止で、代替ツールとして活用も
SS1は、Windowsの大型アップデートやセキュリティ更新プログラム、さらにはMicrosoft 365やOfficeの更新プログラムまでを一元的に管理できます。
特に、MicrosoftがWSUS(Windows Server Update Services)の新機能への投資を停止すると発表した現在、SS1はWSUSの代替ツールとして注目されています。WSUSやActive Directoryがない環境でも、SS1単体で更新プログラムの配信設定や適用状況の把握が可能で、ネットワークの輻輳を防ぎながら計画的な配信を実現します。
これにより、セキュリティレベルを維持しつつ、更新プログラム適用に伴う管理者の負担を大幅に軽減し、IT環境を統制できます。
ITインフラ全体の運用保守については、テクバンの「ITインフラ構築/運用支援サービス」ご紹介ページもご検討ください。
契約管理やインシデント管理機能も充実
SS1には、IT資産管理をさらに効率化するための「契約管理」と「インシデント管理」機能が充実しています。契約管理機能では、PCなどの機器情報とリース、レンタル、保守といった契約情報を紐づけて一元管理できます。契約満了物件の確認や多様な契約帳票の作成が可能で、予算編成にも役立ちます。
一方、インシデント管理機能では、社内で発生した機器やネットワークのトラブルをインシデントとして登録し、機器情報と紐づけて対応履歴を一括管理できます。これにより、ヘルプデスク業務を効率化し、過去の事例を参照してトラブルの早期解決を促進します。
また、インシデントの集計レポートを自動作成し、トラブルの傾向分析にも活用可能です。
サポート体制も充実
SS1は、導入前から運用開始後まで一貫した手厚いサポート体制を提供します。電話やメール、リモートメンテナンスはもちろん、必要に応じて訪問サポートも実施し、疑問や課題に「迅速、的確、丁寧」に対応します。
保守契約ユーザー様専用サイト「CLUB SS1」では、操作説明動画や最新情報が提供され、操作説明会セミナーも定期的に開催されています。さらに、ディー・オー・エス独自のソフトウェア辞書の無償提供や、SS1の最新バージョンへの無償アップグレードも含まれており、高い顧客満足度を維持しています。
PCのライフサイクル全体の管理については、「▼PC LCMサービスとは? 導入メリット、コスト削減・セキュリティ強化の秘訣を解説! 企業のIT資産管理を最適化しよう」もご参照ください。
SS1と比較されるIT資産管理ツールは?
System Support best1(SS1)は高機能なIT資産管理ツールですが、市場には他にも様々な特徴を持つツールがあります。各ツールには異なる強みがあるため、自社の規模や業種、IT資産管理における優先順位に応じて比較検討することが重要です。
ここでは、SS1と比較検討されることの多い代表的なIT資産管理ツールをいくつかご紹介し、それぞれの特徴を解説します。
SKYSEA Client View
SKYSEA Client Viewは、株式会社スカイが提供する国内トップクラスの導入実績を誇るIT資産管理・情報セキュリティ対策ツールです。
SS1と同様に、IT資産管理、セキュリティ管理、デバイス管理、ログ管理など多岐にわたる機能を網羅しており、特に情報漏えい対策や外部デバイス制御に強みを持っています。大規模な組織での導入事例も多く、きめ細やかな設定と運用が可能です。
SS1が直感的なExcelライクな管理画面を特長とする一方、SKYSEA Client Viewはより高度なセキュリティ要件に対応するための詳細な設定項目が豊富に用意されている点が比較検討のポイントといえます。
テクバンではSKYSEA Client View導入支援サービスを提供しています。詳しくはこちら。
LANSCOPE
エムオーテックス株式会社が提供するLANSCOPEもまた、IT資産管理と情報セキュリティ対策を統合した総合型エンドポイントマネジメントツールです。セキュリティ機能の充実度に定評があり、特に内部からの情報漏えい対策や不正アクセス監視、Webフィルタリング、メール監査といった機能が強みです。
SS1が運用支援や契約管理といった業務効率化に重点を置いているのに対し、LanScopeはより強固なセキュリティ体制の構築を目指す企業に適しているといえます。ログ管理機能も充実しており、万が一のインシデント発生時にも迅速な原因究明をサポートします。
テクバンではLANSCOPE導入支援サービスを提供しています。詳しくはこちら。
MaLionCloud
株式会社インターコムが提供するMaLionCloudは、情報漏えい対策に特化したIT資産管理ツールとして知られています。デバイス制御、ファイル持ち出し制限、Webアクセス監視など、情報セキュリティリスクを低減するための機能が充実しており、特にUSBメモリなどの外部デバイスからの情報持ち出しを厳しく管理したい企業に選ばれています。
クラウド型サービスであるため、オンプレミス型が多いSS1とは異なる導入形態を検討している企業にとって選択肢となります。
SS1が幅広いIT資産管理業務をカバーする一方で、MaLionCloudは情報漏えい対策に重点を置いた運用を重視するケースで有効です。
SS1の導入効果
System Support best1(SS1)を導入することで、情報システム部門の業務効率化と企業全体のガバナンス強化を実現できます。たとえば、IT資産の正確な把握によるコスト最適化、セキュリティリスクの低減、そして運用業務の負担軽減などが期待できます。
それぞれ詳しく解説し、さらに導入事例もご紹介します。
IT資産管理の効率化とコスト最適化
これまで手作業やExcelで管理していたIT資産は、SS1によって自動で情報収集され、常に最新かつ正確な状態を維持できます。これは、IT資産管理の工数削減はもちろん、ライセンスの過不足解消や無駄なIT投資の抑制にも直結します。また、PCの設置場所や利用状況が視覚的に把握できるため、障害発生時の迅速な対応や、機器の有効活用につながります。
セキュリティ対策の強化
さらに、SS1はセキュリティ対策においても高い効果を発揮します。未登録PCのネットワーク接続を遮断したり、USBメモリなどのデバイス利用を制限したりすることで、情報漏えいのリスクを大幅に軽減できます。Windows UpdateやMicrosoft 365などの更新プログラムの適用状況も一元管理できるため、脆弱性を放置することなく、常に安全なIT環境を維持できます。
充実したサポート体制による運用支援
また、SS1は導入後のサポート体制も充実しており、運用に関する疑問や課題に対して迅速かつ的確な支援が受けられる点も魅力といえます。これにより、情報システム部門の担当者は、より戦略的な業務に注力できるようになり、企業全体のITガバナンス強化へとつながります。
IT資産管理ツールの選定については、「▼IT資産管理ツール比較10選! 機能、タイプ別の選び方も紹介」も参考になさってください。
導入事例
SS1は、業種や企業規模を問わず、多くの企業で導入され、具体的な成果を上げています。ここでは、2つの導入事例を通じて、SS1がどのようにIT資産管理の課題を解決し、企業に貢献しているか、ご紹介します。
既存ツールからのスムーズな移行と運用負荷の軽減
IMV株式会社様では、既存のIT資産管理ツールからのリプレースに際し、SS1を導入しました。
当初、移行期間に半年を想定していましたが、約3週間で7~8割のエージェント配布を完了させるなど、非常にスムーズな導入を実現しました。SS1の「未登録PC機能」を活用することで、未登録端末の抽出からエージェントインストールまでを効率化し、担当者の作業負担を大幅に軽減することに成功しています。
また、導入後の手厚いサポートも高く評価されており、問い合わせに対する迅速なリモート接続支援が、さらなる業務負担軽減につながっています(参考:導入事例/IMV株式会社様)。
ソフトウェア管理の効率化とセキュリティ・ライセンス利用状況の最適化
日本情報通信株式会社様では、古いIT資産管理ツールの課題解決と、デバイス管理の統合を目指しSS1を導入しました。
以前はExcel台帳と既存ツールでハードウェアとソフトウェアを別々に管理しており、特にソフトウェアライセンスの利用状況調査には多大な工数を要していました。
SS1の導入により、これらのIT資産を一元管理できるようになり、ソフトウェア管理の効率化とセキュリティ、ライセンス利用状況の最適化を実現しています。直感的に操作できるExcelライクな管理画面も、導入の決め手の一つとなりました(参考:導入事例/日本情報通信株式会社様)。
SS1の導入事例や詳細な機能については、テクバンの【導入事例資料】「情シスの管理工数、高いコストの課題をクリアするSS1」もご覧ください。
その他の導入事例や、IT資産管理に関する詳しい資料は、テクバンの「資料集」や「導入事例集」からダウンロードいただけます。
SS1の価格体系
System Support best1(SS1)の価格体系は、社内のIT資産管理の状況などに応じて、柔軟かつ最適化されたコストで導入できるよう設計されています。
必要な機能だけを選んで導入できるモジュール型の料金体系を採用しており、無駄なコストを徹底的に削減し、費用対効果の高い運用を実現します。
必要な機能だけ導入してコスト最適化
SS1の価格体系の大きな特長は、基本機能とオプション機能を自由に組み合わせられる点にあります。IT資産管理の基盤となる機器管理やシステム管理、ソフトウェア管理などの基本機能は標準で提供されており、ここから運用を開始することが可能です。
さらに、セキュリティ強化やログ管理、運用支援といった特定のニーズに応じたオプション機能は、必要とするものだけを選択して追加できます。
これにより、企業は初期段階で最小限の機能から導入し、運用に慣れてきた段階で徐々に機能を追加していくといった、段階的なIT資産管理の強化が可能です。
ライセンスは、管理対象となるPCやサーバーの台数に応じて価格が変動する体系が一般的です。管理規模が小さい中小企業から、数千台規模の大企業まで、それぞれの規模に合わせた適正な費用で利用を開始できるよう配慮されています。
また、SS1にはオンプレミス版とクラウド版(SS1クラウド)があり、SS1クラウドではサーバー構築費用が不要で、月額制で手軽に利用できるプランも提供されています。
具体的な導入費用や年間保守費用については、社内の管理台数や選択される機能、導入環境によって異なるため、詳細はぜひお問い合わせください。
SS1の導入方法は?
System Support best1(SS1)を最大限に活用し、情報システム部門の業務効率化を実現するには、適切な導入プロセスが不可欠です。計画的な導入は、システムの安定稼働と早期の投資対効果(ROI)獲得に直結します。
そこで、専門パートナーの活用とSS1をスムーズに導入するための具体的なステップについて解説します。
パートナーの活用
SS1の導入には専門知識と経験が必要です。導入支援パートナーを活用することで、情シス部門の負担を大幅に軽減し、より確実かつ迅速にSS1を導入できます。
パートナーはSS1のノウハウを熟知しており、最適な導入計画立案から構築、運用支援まで一貫してサポート可能です。これにより、導入コストの最適化や、本来業務への集中を促し、IT資産管理の効率化を加速させるでしょう。
SS1導入支援が豊富なテクバン:選ばれる理由とは?
SS1導入では、実績と専門性を持つパートナー選びが重要です。
テクバンは、長年にわたりSS1の導入支援を手掛けており、その豊富な経験と高い技術力でお客様のIT資産管理を強力にサポートしています。
テクバンが選ばれる理由の一つは、お客様の課題を深く理解し、SS1の機能を最大限に引き出すカスタマイズ提案力にあります。
導入前のコンサルティングからシステム構築、運用後のサポートまでワンストップで提供できる体制も強みです。
SS1導入の具体的な流れ
SS1の導入は、お客様のIT環境や要件に応じて柔軟に対応できますが、一般的には以下のステップで進行します。
現状把握と要件定義
まず、既存のIT資産管理状況や、SS1導入で解決したい課題、達成目標を詳細にヒアリングし、要件を定義します。明確な要件定義が、その後のスムーズな導入と効果的な運用につながります。
システム構築・設定
要件に基づき、SS1のサーバー構築、クライアントPCへのエージェント導入、各種設定を行います。専門パートナーが作業を行うことで、設定ミスやトラブルのリスクを低減し、短期間でのシステム稼働が可能です。
データ移行・連携
既存のIT資産データ移行を支援し、人事や会計システムなど他システムとの連携が必要な場合は、その設計と実装も行います。これにより、一元化されたIT資産管理環境を構築できます。
運用開始・トレーニング
システム稼働後、管理者や利用者を対象としたトレーニングを実施。操作方法や運用ポイントをレクチャーし、導入後のスムーズな利用と定着を促進します。
保守・サポート
導入後も、システムに関する疑問やトラブル発生時には継続的な保守・サポートを提供。お客様のIT資産管理業務を長期にわたって支える体制が整っています。
まとめ:SS1でIT資産管理、情シス業務を効率化
現代の企業において、IT資産管理は企業の健全な運営とセキュリティ維持に不可欠な業務です。しかし、多岐にわたるIT資産の管理は情シス担当者にとって大きな負担となりがちです。
「System Support best1(SS1)」は、IT資産の正確な把握からソフトウェアライセンス管理、セキュリティ対策、さらにはWindows UpdateやMicrosoft 365などの更新プログラム管理まで、情シス業務を多角的に支援するオールインワンのIT資産管理ツールです。
直感的なExcelライクな管理画面や視覚的にわかりやすいIT資産設置状況の管理機能により、IT資産の状態が一目で把握でき、担当者の負担を大幅に軽減します。
また、契約管理やインシデント管理機能も充実しているため、IT資産に関するあらゆる情報を一元的に管理し、属人化を防ぎながら業務の標準化を促進することが可能です。WSUSの代替ツールとしても活用できる更新プログラム管理機能は、セキュリティリスクの低減と運用効率の向上に貢献します。
必要な機能だけを選択して導入できる柔軟な料金体系も、コスト最適化に貢献し、企業の規模やニーズに合わせた最適なIT資産管理を実現します。
IT資産管理やSS1導入、情シス業務の効率化でお悩みの際は、テクバンまでお気軽にご相談ください。






