Microsoft Power Automate 導入事例 #001
Power Automateで工程管理を自動化 スマートな現場作りの実現
旧態依然でICT化がなかなか進まない建設現場では、アナログな情報共有と非効率な施工管理が課題でした。この解決のため、Microsoft Power Automateの導入を決めましたが、この選択で旧来の建設現場はどう変化していったのでしょうか。
#Power Automate#Power Platform
はじめに
脱アナログで効率化が進む建設業界
技術力が結集する建設現場では、他業界と比べITの活用が十分ではないイメージがありますが、実は近年ICTやロボットを駆使した建設業界全体のスマート化が進んでいます。実際、設計、土木、電気、大工、水道など多くの専門家たちによる高度な分業体制が整う建設業界は、ICTの恩恵を受けやすい業界です。
一方で、ICT活用が進まずアナログな方法での情報共有や施工管理のまま、作業効率が上がらない現場も多くあります。
本資料では、Microsoft Power Automateの導入でアナログだった工程管理を自動化し、建設現場の生産性を大きく向上させた大手企業の成功例をご紹介します。
導入を迫られた課題、その背景とは?
手書きや口頭など非効率な情報管理が課題
建設業界では、労働人口の減少や3Kといわれる職場環境により若手就労数が減り続けていることから、ICT化による生産性向上と働き方改革が急がれています。
従業員数1万人弱を抱える大手ゼネコンの某社では、なかなかICT化が進まず、現場監督が周知事項を口頭で伝え、各業者がペンで書き留めるなどアナログな情報共有が続いていました。また、現場のスケジュール表に各業者が手書きし、それを社員がPCへ入力するという工程管理も行われており、非効率な情報管理が課題となっていました。
なぜ Power Automate を選択したのか?
専門知識がなくても現場で素早い開発が可能
Power Automateは、豊富なテンプレートが用意されているため、ITやRPAの専門的な知識がなくても現場で開発が可能であり、あらゆる業務の自動化にチャレンジできます。
Power Automateを導入し、回答フォームを簡易に作成できるMicrosoft Formsと連携させることで、現場のスケジュール管理や情報共有を自動化することにしました。 開発したシステムは一度作成すれば水平展開し、別の現場や部署で活用することも可能です。
組織内で展開して有効活用できるのは、規模の大きい企業にとってメリットであり、今回の導入の決め手にもなりました。
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