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kintone のスタンダードコースとは? 機能や月額料金、ライトコースとの違いを解説

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kintone「スタンダードコース」がおすすめ! 充実した機能と使いやすさ

サイボウズ社(Cybozu)の業務改善向けクラウド型プラットフォームサービス「kintone」には、スタンダードコースとライトコースの2つのライセンスプランがあります。スタンダードコースはライトコースよりも利用価格が高い一方、機能面が充実しているプランです。また、無料のお試しができるというメリットもあります。

シンプルな2種類のライセンス体系ですが、どちら導入すべきか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、主に kintone のライセンスプラン、スタンダードコースについて解説。さらにライトコースと比較し、機能面や月額料金の違いについて紹介します。

kintone のスタンダードコースで利用できる機能

kintone のスタンダードコースで利用できる機能を解説します。

アプリの作成と利用

kintone には、業務内容や事業、業種などに合わせたアプリを自由に作成し、kintone 上で利用できる機能があります。アプリは既存の Excel などのデータを元に作成することも可能で、文字情報、画像、ファイル、計算式などを記入または挿入し、データ管理や分析に活用できます。kintone 上で共有も可能です。

「スペース」でのコミュニケーション

kintone には、コミュニケーションに活用できるスペースという機能があります。スペースでプロジェクトの進捗状況や従業員それぞれのタスクの確認、テーマを決めてのディスカッション、情報の提供と共有、蓄積などが可能です。スペースに参加するメンバーの登録や公開範囲も柔軟に設定できます。個別メッセージで1対1のクローズドなやりとりもできます。

拡張機能

JavaScriptやCSSファイルをダウンロードするプラグインや、APIやWebhookを利用した外部サービスとのデータ連携による拡張機能があります。kintone で利用できる機能を自由に拡張できるため、業務内容に応じてカスタマイズが可能です。すでにパッケージ化されている機能を kintone へ読み込むだけで導入できるため、システム開発やプログラミングの知識なども必要ありません。

その他の便利機能

パソコンはもちろん、スマホやタブレットなどのモバイル機器でも操作できるマルチデバイス仕様です。通知漏れや確認し忘れ・処理忘れを防ぐリマインド通知の設定も可能。アプリに蓄積されたデータの詳細は一覧で確認でき、キーワードを設定すれば添付ファイルやデータの中身まで対象にする全文検索機能、海外拠点のメンバーとのやりとりもできる日中英3か国語対応の機能などが搭載されています。

サイボウズの他製品との連携

サイボウズ社がリリースしている他商品と連携できます。グループウェア「Garoon」や、メール共有サービス「メールワイズ」と連携すると、案件管理アプリとスケジュールを連携させる、顧客管理アプリからメールを一斉送信する、といったことも可能です。

kintone のスタンダードコース、ライトコースの違い

kintone のライセンスプランである、スタンダードコースとライトコースの違いを解説します。

外部サービスとの連携、プラグイン、および拡張機能

スタンダードコースでは、外部サービスとの連携やプラグインの導入、拡張機能が利用できます。
この機能は、ライトコースでは対応していません。

設定できるアプリ数とスペース数

スタンダードコースはアプリ数を1,000個、スペース数を500個、ゲストスペース数を500個まで設定できます。
これに対し、ライトコースで設定できるアプリ数は200個、スペース数は100個、ゲストスペース数は100個と半分以下になります。

月額料金とゲストユーザー価格

スタンダードコースの月額料金は1ユーザーあたり1,500円(年額17,640円)、ゲストユーザー価格は1ゲストユーザーあたり月額1,200円(年額14,110円)です。
ライトコースの月額料金は1ユーザーあたり780円(年額9,170円)、ゲストユーザー価格は1ゲストユーザーあたり月額580円(年額6,820円)です。
上位コースであるスタンダードの方が、利用できる機能が多い分、月額費用が高くなります。

30日間の無料お試しの有無

kintone のスタンダードコースは30日間の無料お試しから利用可能です。お試し終了後に自動課金されることもないため、まずはお試しで機能面を確認してみるといいでしょう。
ライトコースには無料お試し制度はなく、サービスを契約後にはじめて利用することになります。

チーム応援ライセンスの有無

サイボウズ社では、特定非営利活動法人(NPO法人)または要件をすべて満たす任意団体、非営利型一般社団法人、非営利型一般財団法人を対象に「チーム応援ライセンス」を提供しています。チーム応援ライセンスでは、kintone のスタンダードコースを年額9,900円(900ユーザーまで)で利用可能です。
チーム応援ライセンスで利用できるのはスタンダードコースのみで、ライトコースはありません。

kintone のスタンダードコースが向いている会社やシーン

kintoneの2つのライセンスプラン、スタンダードコースとライトコースを比較すると、大きな違いは拡張機能の有無 、利用できるアプリとスペースの数、価格の3点です。

一方、利用可能な容量や用意されているサポート窓口の種類など、ほかの基本的な機能に差はありません。これを踏まえて、kintoneのスタンダードコースの導入が向いている企業やシーンを紹介します。

効率化すべき業務内容が多岐にわたる

kintone のスタンダードコースでは、ライトコースよりも多くのアプリが追加できるほか、拡張機能や外部サービスの連携オプションも利用できます。
kintone によって効率化する業務内容が多岐にわたる場合には、多くのアプリや機能を追加することになるでしょう。ライトコースのアプリ数200個では対応しきれない可能性があるため、スタンダードコースをおすすめします。

共有データが膨大

すでに Excel や Word などのファイルで作成しているデータを、kintone のアプリにして共有、管理できるのも kintone のメリットです。
管理するファイルやデータの数が膨大な場合にも、ライトコースではなくスタンダードコースが向いています。既存データを元にアプリにすれば、膨大な紙媒体のデータをデジタルへ移行したり、データ検索も簡単、フォーム(書式)を統一できるなどのメリットもあります。

多くのチームやプロジェクトがある

kintone を利用する部署内に複数のチームがある場合や、同時進行しているプロジェクトが幅広い場合にも、スタンダードコースが向いています。スタンダードコースならスペース、ゲストスペースそれぞれ500個まで設置可能です。チーム内のさらに小規模なチームごとにコミュニケーションを取りたい、ひとりの従業員が複数のプロジェクトに関わっている、というときにも、スタンダードコースで適時スペースを設置できます。

機能を業務内容に応じてカスタマイズしたい

kintone は、プラグインや外部サービス連携を利用することで幅広い機能の拡張ができます。拡張機能はスタンダードコースに限られたサービスとなるため、ビジネスシーンや業務内容に応じて機能をカスタマイズする場合に適しています。

kintone のスタンダードコースは多くのアプリやスペースを使いたいときにおすすめ

kintone のライセンスプラン、スタンダードコースの特徴やライトコースとの違い、スタンダードコースが向いているシーンを解説しました。

上位プランのスタンダードコースは、ライトコースよりも利用料金が高い一方、拡張機能やサイボウズの他の商品との連携ができる、アプリやゲストの数が多いなど機能面が充実しています。
自社に合ったライセンスプランを選んで、kintone を業務効率化やビジネス拡大に活用しましょう。

※本記事の内容は2022年5月時点のものです。kintone の仕様や利用環境は変更する場合があります。

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