「kintoneで作成したアプリはコピーできるの?」と気になっている方必見です。この記事では、kintoneのアプリコピーをする方法やアプリコピーをするときのポイントをご紹介します。
アプリコピーができると、既存のアプリを再利用しながら効率よくアプリ作成ができます。アプリを作成する手間を作成するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
kintoneのアプリコピーをするときに知っておきたいポイント
kintoneでは作成済みのアプリをコピーし、新規アプリの作成に活用できます。
kintoneのトップページにあるプラスボタンをクリックし、「ほかのアプリを再利用」を選択します。次の画面で再利用したいアプリをクリックするとアプリのコピーができ、詳細設定画面へと移行します。
このようにkintoneのアプリコピーは簡単にできますが、実施する前に知っておきたいポイントがあります。ここでは4つのポイントを解説していますので、参考にしてみてください。
kintoneのアプリ作成方法や種類、人気のアプリなどはこちらで紹介しています。
▼kintoneのアプリとは? 業務改善が叶う便利なアプリを紹介
アプリコピーができるのは管理権限者のみ
kintoneのアプリコピーができるのは、管理権限をもつユーザーのみです。アプリのアクセス権限や読み込み権限しかない状態では、アプリコピーができません。
管理権限がない状態でアプリコピーがしたい場合はサイトから権限の変更を行う、もしくは管理権限のあるアプリのコピーに切り替える必要があります。
アプリコピー時に引き継ぎできない項目がある
kintoneのアプリコピーでは、すべての項目を引き継ぐことができません。引き続きできない項目一覧は下記の通りです。
- アプリコードやAPIトークン、Webhook
- レコードのデータ
- 利用中のプラグインに適した設定(有効・無効の状態は引き継ぎ可能)
- アプリ内の管理者用メモ
- Slack連携
特に注意しておきたいのは、コピーをしたアプリはレコードが空の状態になるという点です。レコードの情報を引き継ぎたい場合はコピー元のアプリからデータを書き出して、コピーしたアプリへの読み込みを行う必要があります。
レコードのコピーにはプラグインが活用できる
アプリコピーではレコードを一緒にコピーすることはできませんが、プラグインを使うとレコードのアプリ間コピーが可能です。
プラグインとは、kintoneの拡張機能のことです。目的に応じたプラグインを検索し導入すると、より使いやすいようにカスタマイズできます。
アプリコピーをサポートするプラグインも用意されており、有効活用することでアプリコピ―時の負担や手間を軽減できます。
kintoneのプラグインについては以下の、ブログ記事にておすすめの無料プラグインなどとともに紹介しております。
▼kintoneのおすすめ無料プラグイン|機能別に紹介
▼kintoneのプラグイン開発|必要なファイル、開発手順を紹介
アプリの活用で悩んだら「kintoneカスタマイズサービス」を活用しよう
kintoneの活用方法に悩んだときは、テクバンの「kintoneカスタマイズサービス」をぜひご検討ください。
- クラウド系システムや製品とのkintone連携
- kintoneのプラグインの開発・導入サポート
- 課題や目的に応じたkintoneの環境構築
上記のように、現在の課題に応じて環境構築やプラグインの選定などを行い、kintoneを使いやすいようにサポートします。「kintoneを導入したものの業務効率化につながっていない」「kintoneを有効活用できるようカスタマイズしたい」などお悩みを抱えている場合は、お気軽にお問い合わせください。
kintone開発支援サービス カスタマイズ
kintoneのアプリコピーを有効活用しよう
kintoneのアプリコピーは使用方法やポイントさえ理解できれば、簡単に活用できます。アプリ作成時間が短縮でき、業務内容に応じたアプリの導入促進につながるでしょう。
ただし、いくつかの注意点があるため、プラグインなどを活用しながら進めることが大切です。今回ご紹介したアプリコピーのポイントをつかみながら、ぜひ業務にお役立てください。
※本記事の内容は2023年6月時点のものです。kintoneの仕様や利用環境は変更する場合があります。
開発支援承ります
テクバンではkintoneの開発支援を受け付けております。日々の運用でお困りの方は以下より弊社サービスをご覧ください。
また、kintoneの標準機能に加えて、拡張機能であるプラグインを利用することで kintoneの活用の幅がより広がります。プラグイン選定から導入までサポートいたします。
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