kintoneでプロジェクト管理すると進捗管理・情報共有がスムーズ!

  • kintoneでの業務改善をご検討の方

「工数計算はこのツール、タスク管理や工程管理はあのシステム」というように、ひとつのプロジェクトを用途やタスクごとに、様々なツールでバラバラに管理しているビジネス現場は多いようです。これではプロジェクトの知りたい情報がどこにあるのかわからなくなるなど、参加メンバーがタスクに集中できない事態につながりかねません。

こんな状況を救うのがkintone(キントーン)です。kintoneでプロジェクトのすべてを一元管理することで、担当者やスケジュールが可視化され、全体進捗もひと目で把握可能になります。

そこでkintoneでプロジェクト管理する利点と、さらに効率的に管理するために便利なkintoneアプリや無料で使えるプラグイン、高機能な有料プラグインについて紹介します。

kintoneの基本情報については、下記記事をご覧ください。
▼kintoneの基本的な使い方や機能を紹介

kintoneプロジェクト管理のメリット

多くのメンバーが参加するプロジェクトほど、予算オーバーや進捗の遅延を避けるため管理項目やマネージャーが増える傾向にあり、管理がどうしても複雑になりがちです。現場やタスクによっては独自のツールを利用していることも多く、プロジェクト全体を把握している人はごく一部という状況に陥る恐れも。こうなるとメンバーの当事者意識が薄れることにもつながりかねません。
そんな現場を救うのが、kintoneです。プロジェクトの動きを可視化することはもちろん、管理をサポートする機能が豊富にそろっています。

そこでまずは、kintoneを導入するとプロジェクト管理でどんなメリットがあるのか、紹介します。

情報を一元化し進捗状況・担当者を可視化。属人化を避ける

kintoneでプロジェクト管理を行えば、情報を一元管理・可視化することができます。そのため、自分以外のメンバーのタスク進捗状況や担当者も把握しやすくなり、これを踏まえたアクションを各自が取ることを促します。
また、一元管理することでプロジェクトのボトルネックもつかみやすく、例えば、タスクの属人化を解消できるでしょう。

このように、kintoneによるプロジェクト管理の可視化は、あらゆる問題を浮き彫りにし、計画通りに進めるために役立ちます。

進捗状況・担当者を可視化して業務を平準化

処理漏れをリマインド機能で防止

計画通りのプロジェクト進行を脅かすタスクの対応漏れ。これを潰すためリマインド機能を使用しましょう。
例えば「対応期限1週間前」などタイミングを設定すれば、タスクの締め切りがリマインド通知されます。タスクを多く抱えているチームやメンバー、プロジェクト管理者にとって心強い機能です。

さらにkintoneには「プロセス管理機能」があります。プロセス管理機能とは、業務プロセスやワークフローに沿った進捗管理ができる機能で、申請・承認業務によく活用されています。レコード一覧画面で申請の進捗や担当者がひと目でわかるため、処理漏れを防げるでしょう。
リマインド機能とプロセス管理機能を組み合わせる方法もあります。

kintoneのプロセス管理機能について、下記記事をご覧ください。
▼kintoneのプロセス管理|ワークフローの設定例を紹介

レポート機能で全体の進捗状況をひと目で把握可能に

プロジェクト全体の進捗状況はもちろん、各担当者の作業量や未処理の案件数など、知りたい情報をグラフ化してレポートする機能があります。人の手で様々なデータを引っ張り出してグラフ作成するといった手間も必要なく、プロジェクトの現況を直感的にひと目で把握できます。

グラフ化したデータはkintoneのポータル画面(TOP画面)に表示することが可能です。社内メンバーに伝達したい重要なデータは、ポータル画面に表示して確認してもらうようにしましょう。

進捗状況はレポート機能でわかりやすく

脱Excelで効率化

使い慣れたビジネスツールであるExcelを、プロジェクトの管理で利用している現場も多いでしょう。
しかし、煩雑なタスク管理や予算管理、スケジュール管理をしていくうち、Excelの容量が重くなったことで、スムーズな共有がしづらくなったり、場合によってはファイルが破損する事態に陥ったりする場合も。佳境に差し掛かった時期に管理ツールでトラブル発生となれば、プロジェクトの障害にもなりかねません。

そこで、kintoneの導入により、脱Excel・脱アナログを推進しプロジェクト管理の効率化につなげることが期待できます。

評判が高いkintoneの優位性とは?

プロジェクトの管理・推進に力を発揮するkintoneですが、ここからは中小企業から支持される商品性、特長を紹介していきましょう。

  • 低コストである
  • 拡張性が高く、カスタマイズも可能
  • 強固なセキュリティ機能
  • 日本製品のため商習慣になじみやすい
  • 直感的に使えるUI

低コストである

kintoneはクラウドサービスのため、導入までに時間がかかりません。
ユーザー数、利用期間によるサブスクリプションであること、かつ他のシステムと比較して年間コストが低い点が、業種問わず支持されているようです。

kintoneは、ライト/スタンダード/ワイドコースの3つのプランが用意されています。さらに30日間の無料トライアルを利用できます。

ライトコース スタンダードコース ワイドコース
料金/1ユーザー 月額 ¥1,000 月額 ¥1,800 月額 ¥3,000
最小ユーザー数 10名 10名 1,000名
外部サービス連携、プラグインなどの拡張機能 ×
ディスク容量 5GB✕ユーザー数

kintoneの各プランについて、下記記事にて詳細を解説しています。
▼kintoneを使うには? ライセンス別の料金や特徴一覧

拡張性が高く、カスタマイズも可能

kintoneは、特別なITスキルやプログラミング知識は必要なく、簡単なマウス操作でアプリを作成できる点が大きな魅力です。
さらに、標準機能から機能を拡張させるためのプラグインや、JavaScript/CSSファイルを使った開発・カスタマイズを行える柔軟性を備えています。

プラグインは、各ベンダー企業から豊富な種類のプラグインが提供されており、インストールしてご利用中のkintoneの設定画面から適用させるだけですぐに機能を拡張できます。開発の手間や工程が必要ないため、すぐに機能を拡張させたい方におすすめです。

JavaScript/CSSによるカスタマイズは、自社独自の機能やシステムをkintoneに実装できます。しかし、コードの内容を理解して記述する必要があるため、まったくの初心者にはハードルが高いかもしれません。
自由度は高いですが、JavaScript/CSSに慣れているプログラマーやエンジニアが扱うようにしましょう。

kintoneカスタマイズについて、下記記事にて解説していますので、併せてご参考にしてください。
▼kintoneを初心者でもカスタマイズする方法を解説!

強固なセキュリティ機能

kintoneのクラウド基盤は、データを守るために堅牢な基盤で運用されています。
例えば、SAML認証によるシングルサインオンや2要素認証、IPアドレス制限など細かくアクセス制御を設定できます。
また、監査ログとして重要な操作を記録すれば、実行された際には管理者に通知が送られます。ログイン履歴から第三者による不正ログインがないかどうかを確認できるため、不正アクセスやデータの改ざん防止にも有効でしょう。

kintoneのセキュリティについて、下記記事にて解説しています。
▼kintoneのセキュリティは安心? 製品の各種機能と設定を解説

日本製品のため商習慣になじみやすい

kintoneは国内製品のため、機能面も日本の商習慣になじみやすいといえるでしょう。日本の多くの企業・組織では、現場からのボトムアップでの業務改善が重視されています。kintoneはローコード・ノーコードツールであるため、IT部門に依存しない現場担当者が自ら業務効率化に取り組むことができるのです。

さらに、コミュニケーションや情報共有としても優れており、日本のビジネスで重要な「報告・連絡・相談」や円滑な情報共有を実現する機能を備えています。顧客管理や在庫管理といった情報の管理システムとしてだけでなく、プロジェクトの進捗管理や社内コミュニケーションとしても活用することが可能です。
また、サポート情報や活用Tips、活用事例などの情報もネット上に多く、日本語で記載されているものがほとんどです。それらを参考にしてkintoneを活用するのに困りません。

関連記事をご用意しております。
▼kintoneで業務改善! 活用事例を業種別からチェック

直感的に使えるUI

UI(ユーザーインターフェース)がシンプルでわかりやすく、ドラッグ&ドロップの簡単操作でアプリの作成が可能。業務ツールとしてストレスを感じさせないことも大きな利点でしょう。

アプリは、一から作成する方法の他、データが入力されたExcelを基にアプリを作成したり、kintoneから提供されているサンプルアプリを利用したりする方法があります。
アプリの作成方法については、下記記事をご覧ください。
▼kintone(キントーン)のアプリ作成例が知りたい! 使い方やサンプルアプリを紹介

プロジェクト管理に役立つアプリ

kintoneでプロジェクト管理を行うためのサンプルアプリを紹介します。
サンプルアプリとは、kintoneに用意されているアプリのひな型です。これを基に現場に合わせて設定やデザインを変更して導入する企業も多いようです。もちろんアプリをそのまま使用することもできます。

kintone には便利なアプリとプラグインが用意されている

プロジェクト管理アプリ

プロジェクト管理」は各プロジェクトの内容や対応状況を一元管理できるサンプルアプリです。
プロジェクトのステータスやプロジェクト内の工程ごとの完了日をレコード一覧画面に表示しておけば、各プロジェクトのステータスやどの工程まで完了したか、一目で把握できます。
また、レコードに保存した文書・ファイルは、その中身も検索することが可能です。プロジェクトの関連資料をアプリ内で保管しておくことで、後々似たようなプロジェクトを実施する際のノウハウとして役立つでしょう。

kintoneでのファイル管理について、下記記事にて紹介しています。
▼kintoneでファイル管理! メリット・デメリット、活用ポイントを解説

ToDoアプリ

ToDo(トゥードゥー)」アプリは、チームのタスクを効率よく管理できるアプリです。タスクごとに担当者・期限・進捗などを登録して、メンバー間で共有が可能。スムーズなタスク処理をサポートします。

レコード詳細画面のコメント機能を使って、タスクについて相談・連絡することが可能です。社内のコミュニケーション活性化にもつながるでしょう。
レコード一覧画面から自分の担当しているタスクや未完了のタスクを絞り込んで表示できるため、処理漏れを防ぎます。

プロジェクト管理に役立つプラグイン【無料】

ここでは、プロジェクト管理をさらに効率化させるプラグインについて紹介します。無料で使用できるおすすめのプラグインは、以下の2つです。

  • ガントチャートプラグイン
  • 日程・工程・稼働表作成 プラグイン

ガントチャートプラグイン

ガントチャートプラグイン」は、kintone開発者が集まるコミュニティー「cybozu developer network」が配布している無料のサンプルプラグインです。前出の「ToDoアプリ」のレコードを、ガントチャート形式で表示します。

優先度の色分け、大項目と小項目に分けたタスク管理、時間単位での表示など基本的なガントチャートとしての機能は、このプラグインで十分といえるでしょう。
ただし、カレンダービューには対応していないこと、あくまでもサンプルのプラグインであること、動作保証や技術的なサポートはないことを理解した上で利用する必要があります。要求レベルが高度でない、手軽にガントチャートを使いたいという場合におすすめです。

日程・工程・稼働表作成プラグイン

日程・工程・稼働表作成プラグイン」は、kintoneだけで月次・年次のガントチャートを表示できるプラグインです。
タスクの開始日、終了日、ガントチャート上に表示するタスク名を指定するだけの簡単操作で登録できます。ガントチャート上に表示されるデータマーカーの編集ボタンをクリックすると、レコード編集ポップアップが表示され、ガントチャート上で修正・更新することが可能です。
また、開始日・終了日を変更したい場合は、データマーカーをドラッグ&ドロップするだけで日付が更新されます。

こちらも無料のため、サポートがないことやセキュリティ面に注意しなければなりませんが、ガントチャート形式でプロジェクトやタスクを手軽に管理したい方にはおすすめです。

関連記事をご用意しております。
▼kintoneでガントチャート|設定方法と使用例

プロジェクト管理に役立つプラグイン【有料】

ここから有料プラグインについて紹介します。無料版と違い、サポート体制や自動アップデートなどに対応しているため安心して使えるでしょう。
また、無料お試し期間が設けられているため、まずはそちらを利用して使い勝手や操作感を試してみることをおすすめします。

kintoneカレンダーPlus

カレンダーPlus」は、レコード一覧画面にカレンダー機能を追加するプラグインです。日・月・週別にカレンダーを表示したり、タスクごとに色分けしたりすることが可能なため、視覚的にわかりやすく予定を確認できます。

一般的なカレンダー機能を利用できるBasic版に加え、Pro版ではリソース別スケジュール管理機能を搭載しています。担当者別・会議室別など様々なリソース別にスケジュールを表示可能です。
さらに、カレンダーPlusの標準的な動作を独自のJavaScriptカスタマイズで補うことができます。
例えば、予定のタイトルに「打ち合わせ」と打ち込み予定をセットすると、kintoneの自動計算に対応していないドロップダウンやラジオボタンの値をタイトルの文字列と結合し、表示用のタイトルとして「打ち合わせ【大会議室A】」のように表示できます。

ライセンス体系については以下の通りです。

試用ライセンス 有償ライセンス(Basic) 有償ライセンス(Pro)
試用期間 無制限
適用アプリ数 無制限
一般的なカレンダー機能
※警告あり
リソース別スケジュール管理機能
※警告あり

※警告あり
サポート ×
アップデート通知 ×

KOUTEI

KOUTEI (コウテイ)」は、kintoneのテーブル(サブテーブル)をガントチャートで表示するプラグインです。ガントチャートの作成や進捗管理の他、マイルストーンの管理にも役立ちます。

各タスクの担当者や期間など詳細情報を、ガントチャート上に表示される吹き出しから確認、編集することが可能。アラート表示もでき、案件の未着手・未完了タスクがひと目でわかるようになっています。

kintoneのテーブルについては、下記記事をご参考にしてください。
▼kintoneのテーブル(表)とは? 機能のメリット・デメリットや活用方法を紹介

KANBAN

KANBAN(カンバン)」は、タスク管理をカンバン方式で行うための有料プラグインです。
カンバン方式とは、ホワイトボード上に、一つひとつのタスク名を記したカードを置いて管理すること。ホワイトボードを区切って「作業中」「確認中」「完了」などのステータスのエリアを作り、進捗状況によって、該当するステータスエリアへタスクカードを移動させていきます。

KANBANは、kintoneのレコードをカンバン方式で表示。ドラッグ&ドロップ操作でタスク作成と移動ができるため、タスク管理が容易になります。
また、絞り機能を使ってリストやタグの絞り込み、カードに表示する項目をチェックボタンで簡単に切り替えることが可能です。

krewData

krewData(クルーデータ)」は、kintoneの複数アプリ間のデータを自由に集計・加工できる有料プラグインです。
標準での計算機能では、同一アプリ内の計算しか行えず、アプリをまたがる計算には対応しておりません。そのため、複数アプリのフィールドの値を計算する際にkrewDataがよく利用されています。

データを様々なタイミングで集計処理するため、この機能を使って指定した日時にタスクを作成するように設定すれば、タスクの作成自体も自動化できます。定期的なタスクが特に多い現場では、タスク作成の省略、及びタスクの抜け漏れを防ぐことができるでしょう。

こちらの記事もあわせてご覧ください。
▼kintoneでタスク管理! メリットとおすすめプラグインを紹介

kintoneでプロジェクト管理の省力化を

kintoneにはプロジェクト管理のための機能に加え、多くのアプリやプラグインが用意されているため、効率的に全体の進捗状況の可視化やプロジェクト管理の効率化を進めるのにピッタリなソリューションといえるでしょう。
プロジェクトが計画より遅れがち、タスクの担当者がわかりにくいといった問題を抱えている現場や、管理の効率化を進めたいプロジェクトマネージャーは、一度kintoneの活用を検討してみることをおすすめします。

また、kintoneの導入や活用についてお悩みや相談がある場合、素早い解決に向けてkintoneオフィシャルパートナーへ相談することも賢明です。テクバンもkintoneのオフィシャルパートナーとして多くの実績を誇ります。お気軽にお問い合わせください。
本記事を参考にしつつ、kintoneで効率よく管理が進み、プロジェクトが成功裏に終わることを願っています。

※本記事の内容は202511月時点のものです。kintoneの仕様や利用環境は変更する場合があります。

開発支援承ります

テクバンではkintoneの開発・伴走支援を受け付けております。日々の運用でお困りの方は以下より弊社サービスをご覧ください。
また、kintoneの標準機能に加えて、拡張機能であるプラグインを利用することで kintoneの活用の幅がより広がります。プラグイン選定から導入までサポートいたします。

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