kintone お役立ち記事 kintone お役立ち記事

kintone
お役立ち記事

kintoneで売上管理を効率化! アプリの作成方法や便利機能を紹介〜データのグラフ化などの機能も解説〜

  • kintoneでの業務改善をご検討の方
情報の一元管理が可能!kintone の売上管理アプリ

様々な業務アプリを手軽に作成できる、サイボウズ社のkintone。業務を円滑に進めるための機能が豊富で、売上管理の効率化に大きく役立ちます。プラグインやAPI連携といった拡張機能を利用して、柔軟な使い方ができるのも特長です。この記事では、売上管理にkintoneを導入するメリットや、売上管理アプリの作成方法、便利な機能などを詳しく紹介します。

売上管理にkintoneを導入するメリット

売上管理にkintoneを導入することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。主なメリットを4つ紹介します。

1. 自社に最適な売上管理アプリを作成できる

ITの特別な専門知識がなくても、業務に合ったアプリを簡単に作成できるのがkintoneの大きな魅力です。
アプリの作成方法はとてもシンプルで、売上管理に必要な項目を選択して、ドラッグ&ドロップで順番に並べていくだけです。直感的な操作で自由にカスタマイズして、イメージ通りの売上管理アプリを作成します。業務に必要な項目のみで構成された、使いやすいオリジナルアプリを作成できます。

2. 情報の一元管理で売り上げの把握がスムーズに

kintoneで作成したアプリや、公式で提供されているサンプルアプリ(業務内容ごとに用意されたアプリのひな型)を使えば、受注内容、案件詳細、顧客情報など売り上げに関わる様々なデータをまとめて管理できます。
データの一元管理が実現することで、「〇〇社の請求月をすぐに調べてほしい」「△△社の担当者は誰?」といった問い合わせも、アプリを開けばすぐに解決します。

あらゆる情報をリアルタイムに管理、共有できるのは大きなメリットです。売り上げ業績の進捗状況の可視化や、リアルタイムのデータ共有により、期末に向けて改善すべき行動や施策の洗い出しに役立つでしょう。

3. データのグラフ化や分析も可能

kintoneには、入力データをリアルタイムに自動集計し、グラフ化する機能があります。棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、クロス集計表など、グラフの種類が豊富なのも特長です。

グラフ作成時に、集計方法の選択や表示項目の変更といった詳細な条件設定ができるため、目的に適したグラフが作成できます。事前に計算式を入れておくことで売り上げの予測ができる機能もあり、レポートや分析にも広く活用できるでしょう。

4. 次のアクションや戦略が見えてくる

売り上げに関する各種データの一元管理や、充実したグラフ集計機能により、現状把握と課題抽出が簡単に行えます。次に取るべきアクションや戦略が明確になり、売上管理業務の生産性の向上が期待されます。

kintoneに蓄積された売り上げのデータは、標準機能や拡張機能を利用して様々な形式で帳票出力が可能です。レポート作成の手間がかからず、会議や打ち合わせの資料としても役立ちます。

kintoneで売上管理アプリを作成する方法

kintoneでは、業務に必要なアプリを誰でも簡単に作成できます。売上管理アプリの作成方法を4つ紹介します。

1. サンプルアプリ「受注・売上管理」を利用する

kintoneのアプリストアにあるサンプルアプリ「受注・売上管理」を利用する方法です。「受注・売上管理」アプリには、売上管理に必要な機能が一通りそろっており、アプリストアから選択するだけでそのまますぐに使い始められます。

サンプルアプリは無料で使えるうえ、設定やデザインの変更ができ、自社の売上管理に適した仕様にカスタマイズすることも可能です。

2. ドラッグ&ドロップでイチから作成する

必要な項目を組み合わせて、売上管理アプリをイチから作成する方法です。売上管理に必要な項目を選択して、ドラッグ&ドロップで並べていきます。直感的なマウス操作でイメージ通りのアプリを簡単に作成できます。

アプリをイチから作成するといっても、システムに関する専門的な知識や経験は必要ありません。

3. ExcelやCSVファイルから読み込む

売上管理に使っているExcelやCSVファイルを読み込ませて、アプリ化する方法です。これまでに入力したデータや項目を引き継いだ状態で、kintone上にアプリを作成できます。

4. 作成済みのアプリを再利用する

既に存在するアプリをコピーして、新しいアプリを作成できます。フォームなどの設定が引き継がれるため、一から作成するより手間が省けます。

サンプルアプリ「受注・売上管理」でできること

サンプルアプリ「受注・売上管理」を例に、kintoneの売上管理アプリでどのようなことができるのか、紹介します。

受注・売上情報をデータベース化できる

kintoneのアプリを使うことで、受注や売り上げに関するデータの一元管理が実現します。入金や請求関連はもちろん、受注内容、取引先、担当者名といった案件情報までまとめて管理できます。過去の売り上げのデータもリアルタイムな進捗状況も、アプリを開くだけでスムーズに確認できるため効率的です。

入金、未入金がひと目で確認できる

「受注・売上管理」アプリには、入金予定日、入金日、実際の入金額などを入力する欄があり、入金済みか未入金かを一覧表でスムーズに確認できます。データの絞り込み機能を使って、未入金の取引先のみを抽出することも可能です。

当月請求先一覧を表示できる

当月請求予定の取引先を一覧表示できます。請求書の発行が必要な取引先の把握に役立ち、請求漏れを防止します。請求先が多い企業にとっては、特に便利な機能といえるでしょう。

通知機能を利用してリマインドができる

kintoneには通知機能があり、各担当者にリマインド通知が行えます。タスクのうっかり忘れや処理漏れを防止し、業務の円滑化を促進します。リマインド通知は、日付や時間など詳細な条件設定ができます。

売上管理に役立つ便利な機能一覧

kintoneには、業務を円滑に進めるための様々な機能が搭載されています。売上管理に役立つ便利な機能をいくつか紹介します。

絞り込み検索機能

アプリの一覧画面では、条件を指定してデータを絞り込み、表示させることが可能です。複数の条件を組み合わせた検索や、データの並び替えにも対応しており、欲しい情報がすぐに見つかります。今月請求予定の取引先一覧の表示や、締め日以降の入金状況の確認も容易です。

プロセス管理機能

プロセス管理機能は、案件やタスクの進捗管理が行える機能です。プロセス管理を設定すると、各作業の担当者とステータスが表示されるようになり、今、誰が、どのような対応をしているか、ひと目で確認できます。

コメント機能

kintoneでは、レコードにコメントを書き込めます。コメントを書き込むと、アプリの通知設定で指定されたユーザーへ通知が届く仕組みになっています。宛先の指定もでき、個人だけでなく組織やグループ宛てに通知を送ることも可能です。

リマインド通知機能

日時や宛先を指定して、リマインド通知を行えます。例えば、「締切日前日の9時時点でステータスが未着手であればリマインド通知を送信する」というような細かい条件設定も可能です。タスクの抜け漏れ防止や顧客フォローに役立ちます。

アクセス権機能

kintoneでは、アクセス権をアプリ、レコード、フィールドごとに設定できます。さらに、ユーザー、グループ、組織単位で、閲覧・編集・削除といった操作権限の付与が可能です。「売上管理の入力は経理部の担当社員しか行えないようにする」「社員名簿は自分の情報しか閲覧できないようにする」といった使い方ができます。

レポート機能

kintoneにはデータの自動集計機能があり、アプリに蓄積したデータを簡単にグラフ化できます。グラフの種類が豊富なのも特長で、横棒グラフ、縦棒グラフ、折れ線グラフ、曲線グラフ、円グラフなど、様々なグラフに対応しています。クロス集計表など表形式での集計にも対応しており、レポート作成や分析に広く活用できます。

なお、追加入力したデータはリアルタイムに反映されるため、データを更新する度にグラフを作り直したり、再集計したりする必要がありません。

kintoneならプラグイン利用で機能拡張も可能

拡張機能が豊富で柔軟な使い方ができるのも、kintoneならではの特長です。JavaScriptやCSSを用いたプラグイン、API連携に対応しており、kintoneを効率的に活用できます。kintone専用の拡張機能サービスのみならず、様々な外部サービスと連携が可能です。

kintone専⽤機能拡張サービスには、ピボットテーブルで日単位の売上管理ができる「krewDashboard」や、指定のフィールドに入力必須・不可の設定が行える「条件付き入力制御プラグイン」などがあります。
krewDashboardについて詳しくはこちら

なお、kintone専⽤機能拡張サービスの利用には、kintone料金プランのスタンダードコースの契約が必須です。また、利用する拡張機能に応じて、別途、各サービス提供会社と契約する必要があります。

kintone開発支援サービスを利用するのもひとつの方法

kintoneのアプリ開発や運用を支援するサービスがあるのをご存じでしょうか。kintone標準機能の使い方や、業務に最適なアプリの提案、運用サポートなど、有効活用するための様々なアドバイスが受けられます。

「システムに関することは苦手・・・」という方はもちろん、「kintoneで社内業務を一元化したい」「利用中の外部クラウドサービスとうまく連携したい」など、kintoneの機能を最大限に活用したい場合にもおすすめです。
開発支援サービスを提供する会社は複数あるため、サポート内容や導入実績、費用などに注目して、信頼のおけるところを選びましょう。サイボウズ社に認定されたkintoneのオフィシャルパートナーであれば、製品知識や提案実績が豊富なため、状況に合った最適なサポートを行えます。

kintoneのオフィシャルパートナーであるテクバンへ、相談してみてはいかがでしょうか。
▼kintone オフィシャルパートナーとは? 導入時のお悩みを解決

kintoneアプリで売上管理の効率化を実現

この記事では、売上管理にkintoneを導入するメリットや、売上管理アプリの作成方法、便利な機能などを紹介しました。
kintoneを使えば、誰でも簡単にイメージ通りのアプリを作成できます。プラグインやAPI連携を活用して、自社の売上管理に適した仕様に設計できるのも魅力です。
売上管理にkintoneを導入して、業務効率化を実現させましょう。

※本記事の内容は2022年5月時点のものです。kintone の仕様や利用環境は変更する場合があります。

開発支援承ります

テクバンではkintoneの開発支援を受け付けております。日々の運用でお困りの方は以下より弊社サービスをご覧ください。
また、kintoneの標準機能に加えて、拡張機能であるプラグインを利用することで kintoneの活用の幅がより広がります。プラグイン選定から導入までサポートいたします。

kintone開発支援サービス
kintoneプラグイン

ブログ一覧へ戻る

kintoneの

開発/導入支援を行う
テクバンとは?

サービス導入後に発生するシステム運用やサポートなど、
専門企業ならではの高いスキルで安定運用を行います。
またお客様内に運用が定着化するまでご支援するサービスも
行っております。

  • ヒアリング

    ヒアリング・

    コンサルティング

    お客様の状況、問題点を詳細にヒアリングを行います。本来の課題を明確にし、解決へ向けて必要なシステムやサービス案をご提案するコンサルティングを実施いたします。

  • エンジニア

    システム開発・
    導入・インフラ整備

    要件定義のもと、1,000人ほどのエンジニアからお客様に合った最適な人員をアサインいたします。開発からアプリ導入、インフラ整備や品質保証など実施いたします。

  • サポート

    システム運用・
    サポート

    サービス導⼊後に発⽣するシステム運⽤やサポートなど、専⾨企業ならではの⾼いスキルで安定運⽤を⾏い、お客様内に運⽤が定着化するまでご⽀援いたします。

保有資格

  • Adobe Partner Connection リセラープログラムレジスタード

  • Microsoft Goldコンピテンシーパートナー

  • AWS APNセレクトコンサルティングパートナー

  • VMware Partner Connect Principal

  • Cisco認定プレミアパートナー

  • セールスフォース・ドットコム コンサルティングパートナー

kintoneの開発支援は
テクバンにお任せを。

kintoneの開発や運用での
お困りごとを解決するお役立ち資料や
無料相談については、
こちらからお気軽にお問い合わせください。

kintone 業務改革セミナー
資料をダウンロード