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Pardot(現 Account Engagement) でメルマガを送信。リストメール機能の使い方の流れを解説

Pardot(現 Account Engagement) でメルマガを送信。リストメール機能の使い方の流れを解説

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自社に対する顧客の関心度をあげることや、問い合わせなどのCV獲得を目的としたメルマガ施策もMAツールを活用すべき施策の代表的なものといえます。この記事では Pardot(現 Account Engagement)でメルマガ施策を行う際のメリットと、リストメールという機能を使ったメルマガ施策の方法について解説をいたします。メール送信時の注意点なども解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

Pardot でメルマガを送るメリット

本題に入る前に Pardot でメルマガ施策を行うべきメリットについて、3つの視点で解説をいたします。

メール送信における工数を削減できる

Pardotはメールの開封状況やクリック率などのデータをリアルタイムで取得することができます。これらのデータを分析することにより、配信者はより効果的なメルマガを作成し、顧客の関心に合わせた改善施策を打つことができます。

Pardot のレポート機能については以下のblog記事にて詳しく紹介しておりますので、そちらもご参考に下さい。
▼Pardotの重要レポートとは? Pardotで確認できるレポートまとめ

顧客とのコミュニケーションの自動化が可能

Pardot の完了アクションを活用することで、メール内のリンククリックなどの顧客の行動に合わせた自動メール送信などを設定し、顧客とのコミュニケーションを自動化することが可能です。これにより、一歩踏み込んだマーケティング施策を自動的に行えるのでより効果的なメールマーケティング活動の実現することができます。

完了アクションについては以下のblog記事にて紹介しておりますので、是非参考にして下さい。
▼Pardot(現 Account Engagement)の完了アクションがより便利に。 条件付き完了アクションを紹介

Pardot でメルマガを送る流れ

ここでは Pardot のリストメール機能を活用してメルマガ施策を行う流れを紹介いたします。リストメール機能を活用することで、リストに登録されているメール送信可能なプロスペクトにむけて一斉にメールを送信することが可能です。

Pardot でメール送信する流れは以下の通りです。

  1. リストを作成
  2. テンプレートの作成
  3. テストメールの送信、確認を確認
  4. メールの送信

次からそれぞれの流れについて解説していきます。

リストを作成

リストメール機能を使うためには、まず送信対象となるリストの作成が必要です。

Pardot ではプロスペクトを各リストに振り分けることができ、例えば、〈セミナー参加者リスト〉 や 〈メルマガ会員リスト〉 など、自分たちで用途に合わせた任意のリストを作成することが可能です。リストの作成方法は、手動でプロスペクトを追加する「スタティックリスト」と、条件を設定し、その条件に合ったプロスペクトを自動で追加する「ダイナミックリスト」の2種類があります。

それぞれの説明については、以下のブログ記事にて紹介しておりますので、そちらをご確認ください。
▼Pardotのリスト作成方法|スタティック・ダイナミックそれぞれ解説
▼Pardotのダイナミックリストとは? スタティックリストとの違いや作成方法について

リスト作成画面

テンプレートの作成

リストの準備ができたらリストメール機能を使い、メール送信の設定を行います。

リストメールは[マーケティング]→[メール]→[新規リストメール]の流れで設定を行います。この際、大枠となるテンプレートデザインを1つ作成しておきましょう。例えば、メルマガ用テンプレートやセミナー用テンプレートなど、用途別に作成すると便利です。メールテンプレートは何度も使用することができ、メール作成時の際に、内容を変えるだけで済むので業務効率化も見込めます。

メールテンプレートの作り方などは、こちらのブログ記事にて紹介しておりますので、是非ご参考にしてください。
▼Pardotのメールテンプレートの使い方・作成方法を解説

テンプレートの作成画面

作成したメールの確認

テンプレートを活用し、本文など必要な情報を入力した後は、作成したメールがきちんと送りたい内容になっているか、メールに埋め込んだリンクなどが間違っていないかを確認しましょう。

確認の方法は、「プレビュー」と「テストメール」の2種類が存在しますが、プレビューの場合、実際送ったメールとデザインが異なる場合があるので、きちんと確認するためにも「テストメール」の活用をお勧めします。

テストメールを活用すると、実際に送られる内容を、自分自身、任意のメールアドレスに配信することが可能です。本番環境と同様の内容を確認したいさいは、テストリストを活用することをお勧めします。差し込み項目も反映されると同時に、受信者の環境に応じたメール形式(HTML/テキスト形式)でメール送信テストが実行できます。また、メールの内容などを簡易的に確認したい、HTML形式とテキスト形式の両方の確認を行いたい場合は個々のメールに送信とよいでしょう。

テストメールの確認画面

メールの送信

テストメールを確認し、不備などがなければいよいよ配信設定です。送信先の設定は送りたいリストと、除外したいリストを選択することのみで行えます。その場ですぐに送信するだけではなく、配信スケジュール機能もあるので、事前にいくつかを作成し、あとはスケジュール化することでメール業務の工数削減を図れることも可能です。

また、「開封者を特定のリストに追加する」「メールクリックした人に特定のタグを付与する」などメール受信者の行動に合わせた完了アクションも設定も行えます。

メールの送信画面

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Pardot でメールを送る際の注意点

ここまで、メルマガを行う際の流れを説明してまいりました。最後に Pardot でメールを送る際の注意点をいくつか紹介いたします。

メール配信上限数

Account Engagement(旧:Pardot)のメール配信の上限は、データベースの上限と同等です。

データベースの上限を超えてプロスペクトを登録するとメール配信機能が使えなくなる、という仕様になっているので、注意が必要です。そのためプロスペクト数が上限に近達してしまった場合は、不要なプロスペクトはゴミ箱に追加してクリーンアップを実施するか、メール配信を予定していないプロスペクトのステータスを「メール不可」に変更するなど、こまめに対処するか、プランアップの拡張も検討すべきでしょう。

メール添付ファイル設定の注意点

メールの開封率を上げるために資料を添付する場合があると思いますが、Pardot のメール機能には、一般のメールソフトにある添付機能がありません。そのためメールにコンテンツなどを添付する場合はダウンロードリンクを設定する必要があります。

メールの開封率における注意点

Pardot のメールトラッキング機能では、受信者がメールを開封すると、htmlメール内に挿入されている1ピクセルの画像がカウントされる仕組みになっています。ただし、受信側のメールソフトやセキュリティ設定に影響を受ける点から、メールの開封率は正確さを追求できません。そのため、効果測定を行うときはこの点を意識して数値を扱う必要があります。

Pardot のメールに関する考慮事項は、以下のブログでもまとめておりますのでご参考にしていただければと思います。
▼Pardotメール配信時のポイントとは? Pardotメールの機能・特徴も紹介

リストメールを活用して、メルマガ施策における工数の削減

メルマガ施策は見込み客を選別することにおいて有効的な施策のひとつです。しかし、実施にはそれなりの工数が必要で、手が付けられていないというケースもあるでしょう。

そのような場合にPardot のリストメールを活用することで、メルマガ施策における工数の削減につなげることができます。ぜひ活用してみてください。

※本記事の内容は20235月時点のものであり、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります。

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テクバンでは、Pardotの設定サポートをご提供しています。日々の業務にお忙しいご担当者様に代わりPardotの各種設定を行います。

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