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Pardotメール配信時のポイントとは? Pardotメールの機能・特徴も紹介
Pardotのメール機能は、メールの送信やメールテンプレートの作成以外にも、様々な活用方法があることをご存じですか?配信するメールのABテストや、配信結果の可視化も行えるため、より効果的なナーチャリングが可能です。
機能を習得すれば、適切なタイミングでベストなメールを送信でき質の高いリードの創出を目指せます。
今回の記事は、Pardotのメール配信に課題を抱えるマーケティング部門の方に、効率的で効果の出るメール配信方法を解説いたします。
Pardotメールの特徴・機能
Pardotではメールの作成・テスト・送信が可能です。使いこなしていくと適切なタイミングでの配信や、変数タグを使用した効率的なメール作成ができます。メール配信後は、アクテビティ表示可能なダウンロードリンクをメールに挿入したり、効果測定やABテストを行うことで、リードナーチャリングが進むのも特徴です。
メールの主な機能は以下の4つです。
- Pardot上でメールの作成・テスト・送信が可能
- 変数タグでメールをパーソナライズできる
- A/Bテストが可能
- アクティビティ表示可能なダウンロードリンクをメールに含めることができる(カスタムリダイレクト機能)
これらの4つの機能は、メールの質向上や人力で行う設定作業の効率化が特徴です。企業のマーケティングを活発にするためには、メール機能を最大限活用していきましょう。
それでは、それぞれの機能について詳しく紹介していきます。
Pardot上でメールの作成・テスト・送信が可能
Pardotでは簡単にメールの作成、送信ができます。通常通りにメールを一から作成してもいいですが、大枠となるテンプレートを作成しておくことで、都度レイアウトの調整などが不要となり短時間で作成できます。
また、作成完了後に指定のアドレスにテスト送信ができるため内容の誤りも減り、メールの質の担保が可能です。
変数タグでメールをパーソナライズできる
メルマガ配信では同時に多数の企業や担当者にメールを送信するため、手作業で会社名や担当者名を入力していく作業は難しいでしょう。そこで変数タグが役立ちます。
変数タグを文中に挿入することにより、タグの部分に自動で個別の内容が差し込まれます。例えば顧客の「会社名」を自動入力したい場合 %%company%% と入れれば、全てのメールに会社名が自動入力されます。
こうすることでメールがパーソナライズされた内容になるため顧客のエンゲージを損なうことなく、作業も格段に効率化できます。
A/Bテストが可能
メールのA/Bテスト機能により、件名や本文の要素が違う2パターンのメールを配信できます。その後、メールの開封数やクリック数といったレポートデータに基づき、より効果の高いメールを送付先リストへ自動送信します。
PardotのA/Bテストの特徴は、まず少数にテスト送信し、その結果から効果の高いメールを残った多数の顧客へ送信できることです。こうすることで、短時間でA/Bテストを実施でき、より大勢に効果の高いメールの送信が可能になります。
アクティビティ表示可能なダウンロードリンクをメールに含めることができる
「アクティビティ表示可能なダウンロードリンク」とはカスタムリダイレクトのことです。これをメール中の特定のリンクURLに設定することで、誰がいつURLをクリックしたのかが把握できます。さらにこれはリアルタイムで察知できるため、インサイドセールスがアポイント取得などの行動に移りやすくなります。
このように、顧客の育成からアポイント獲得に至るまでのプロセスの把握が可能です。
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Pardotメール配信時のポイント
Pardotでメールを配信するにあたり大切なポイントがあります。まずメールを作成したらダイナミックリストを活用して配信しましょう。そして、ただ配信するだけではなく完了アクションを設定することで、メール配信後のナーチャリング施策の効率化、アポイント獲得効果の向上が狙えます。
しかし、商談中の顧客によってはナーチャリングメールが送信されないように注意をしましょう。
配信時は、以下の3つのポイントが重要です。
- ダイナミックリストを活用する
- メールに含んだコンテンツに対し顧客が反応した際の「完了アクション」を設定しておく
- 商談中の顧客にナーチャリングメールが送られないように注意する
これらの3つのポイントの特徴は、見込み客の行動をリアルタイムにPardotで把握することです。自動で顧客の管理できるためミス削減、効率的なマーケティング活動を行えます。
それでは、3つのポイントについて詳しく紹介していきます。
ダイナミックリストを活用する
ダイナミックリストとは、設定した条件に基づいた見込み客のリストを自動で作成できる機能です。
一度条件を指定すれば、それ以降は見込み客を自動でリストに割り当てることが可能です。そのリストに対し送信すればメール配信漏れも無くなり、さらに競合他社にメールを送信しないよう競合リストのようなものを作り、配信時にそれを除外して配信すれば安心です。
このように、見込み客の追加やセグメント別の分類を自動で行うため顧客管理に役立ちます。
メールに含んだコンテンツに対し顧客が反応した際の「完了アクション」を設定しておく
見込み客が対象のランディングページやフォーム、メールなどのWebコンテンツに対して、設定していた条件に合致する行動をとった場合に自動で実行される機能です。
例えば見込み客がメルマガ内のリンクをクリックしたら、社内の顧客担当者のメールやチャットツールに通知させる、といった完了アクションを設定できます。これらの顧客に電話すればアポイント獲得につながる可能性は高く、商談化も目指せます。この他にもタグを追加したりスコアを付与することも可能です。
完了アクションは一度設定しておけば自動で動作してくれるので、効率的にマーケティング活動がすすみます。
商談中の顧客にナーチャリングメールが送られないように注意する
自社の営業部が商談中の顧客に対しナーチャリングメールを送信したくない場合、Pardotで商談中顧客のダイナミックリストを作成しましょう。営業担当者は臨機応変さが求められるため、あえて自社サービスの基本情報から外れた内容を発信することもあります。そんな中基本情報に沿ったナーチャリングメールが送られると、この顧客は混乱します。
営業担当者が「商談中」としてSalesforceのステータスを変更すると、Pardotの商談中顧客リストへ自動で割り振られるようになります。このリストを除外リストとして設定することで商談中の顧客にナーチャリングメールが飛ばないようにできます。
リストの設定をして、送信したくない場合にすぐ対処できるようにしておきましょう。
まとめ
今回は、Pardotのメール機能や主な活用法についてご紹介いたしました。
このような機能を複数使うことでより効果的なナーチャリングができます。これらの機能を活用できていない場合は、積極的に利用してマーケティングが効果的に行えるようにメール機能を使っていきましょう。
※本記事の内容は2021年7月時点のものです、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります。
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