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Microsoft Power Automate 導入事例 #002
A 学園では、稟議回覧や電話当番などの細かい校務に追われた教師が疲へいし、生徒一人ひとりに寄り添えないことが課題でした。この解決のため同校は、Microsoft Power Automate の導入を検討。この選択で教師や生徒、学校はどう変化していったのでしょうか。
自動化を実現する
Power Automate
近年、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)によるルーチンワークの自動化が注目されています。
しかしRPA導入のために、新たなシステムの開発を進め、そのテストなどに工数やコストをかけるのは、なかなか難しいことです。
いま、開発やプログラミング不要で自動化プロセスを誰でも構築できる Microsoft のアプリケーション・Power Automate が様々な組織で導入されています。
そこで、アナログな業務が多い教育現場の事例として、Power Automate で煩雑な校務を自動化、作業時間を96%削減し、劇的な改善に成功した学校法人様をご紹介します。
保護者、生徒の連絡対応や出張申請など細かい日常校務が教師を圧迫
設立90年を超える伝統校の私立大学付属中高一貫校A学園では、少人数制で生徒一人ひとりの興味関心に向き合う教育をモットーに熱心に取り組んでいます。しかし、同学園は出張や有給休暇の申請・稟議回覧や電話対応なども教師たちが対応し、積み重なる校務負担が教育現場を疲へいさせていました。
たった一つの出張申請に対しても「特別活動申請」「旅費精算書」「週報」「学校日誌」など、いくつもの書類と職員室の黒板に同じ内容を手書きしなければならず、また、保護者からの電話応対、生徒の出欠確認などを受ける電話当番が30分早く出勤しなければならない・・・という状況。
教師たちの貴重な時間が、ほとんどそれらを対応するのに費やされており、生徒の興味関心に寄り添った学びの時間を確保することが困難となっていました。
決め手になったのは開発のしやすさと幅広い連携機能
とにかく数が多く細かい校務の効率化が最重要課題であり、これらの自動化をプログラミング不要で実現できる Microsoft Power Automate の導入が決定しました。
また、Microsoft Office 各種アプリのほか、回答フォームを簡易に作成できる Microsoft Forms や ローコードでアプリを作成できる Power Apps との連携による運用面のメリットや、低コストで導入できることも決め手に。
そして導入後のA学園は・・・。
Microsoft が生み出した革新的なサービス、Power Platform。どのような機能? 利点は? 自社で使う用途は? など多くの情報を詰め込んだ資料をご用意しています。ぜひご覧ください。