
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ダイナミックコンテンツとは、顧客ごとに表示するコンテンツを動的に切り替える機能です。通常のコンテンツとは違い、条件別にWebページ・メールの文章を自動で出し分けることができて非常に便利です。
そこで今回の記事では、作成済みのダイナミックコンテンツをメールやWebページに反映する方法についてご紹介いたします。
ダイナミックコンテンツを作成したはいいものの、活用方法についてお困りの方はぜひご覧ください。
まずは、作成したダイナミックコンテンツをメールで使用する場合の埋め込み手順を紹介していきます。
以下の1~8の手順で進めます。
出典:SALESFORCEヘルプ メールでのダイナミックコンテンツの使用
これらの1~8の操作でメールにダイナミックリストの埋め込みが完了します。
以下でより詳しい設定方法を紹介していきます。
まずは通常通りメール作成画面へ行きます。編集画面を開いたら、ダイナミックコンテンツを追加するメール内の場所をクリックします。
エディター内の「⚡」(雷のマーク)をクリックすると、ダイナミックコンテンツの入力画面が表示されます。
ドロップダウンから、先ほど作成したダイナミックコンテンツを選びクリックします。
プレビュードロップダウンを使用して、先ほど設定した別のバリエーションをプレビューできます。
プレビューを確認後「OK」をクリックし、コンテンツを挿入しましょう。
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次は、Webページでダイナミックコンテンツを使用する方法を解説していきます。Webページにダイナミックコンテンツを使用すると、閲覧している見込み客に合わせたコンテンツを表示することが可能になります。
ダイナミックコンテンツをWebページに設置するには、以下の1~3の手順で設定していきましょう。
このようにコピー&ペーストの簡単な操作だけで、Webページにダイナミックコンテンツを埋め込めます。
それでは詳しい設定方法をご紹介します。
「マーケティング」→「コンテンツ」から「ダイナミックコンテンツ」ページを開き、作成済みのダイナミックコンテンツを開きましょう。
「ダイナミックコンテンツ」ページ右上の「埋め込みコードを表示」をクリックします。そうすると、埋め込みコードが表示されます。
表示された埋め込みコードをコピーしたら、ダイナミックコンテンツを設置したいWebページのHTMLにソースコードを貼り付けます。
Webページにダイナミックコンテンツの挿入が完了したら、別タブで「マーケティング」→「コンテンツ」から「ダイナミックコンテンツ」ページを開きます。
次に、テストするダイナミックコンテンツを開き「テストツール」を選択します。
設定したバリエーションが表示されるので、テストするバリエーションのリンクをクリックします。
ここで、Pardot によっては公開ドメインのクッキーが設定されていることでブラウザからセキュリティアラートが表示されることがあります。その場合は、例外を許可しましょう。
最後に、バリエーションごとにタブを切り替えてページを更新します。
ダイナミックコンテンツ使用時の留意点を説明します。
コンテンツの動作がHTMLしかサポートされていない、プロスペクトが複数条件に当てはまる場合のコンテンツ表示ルールがあるなど、使用していく上で気を付けるべきポイントがいくつかあるのです。
ここでは以下の3つの留意点をご紹介します。
これらの留意点を念頭におき、設定を進めてきましょう。
それでは、3つの留意点を以下でより詳しく紹介していきます。
動的コンテンツの動作については、HTMLのみサポートされています。
PHPには対応していないので事前に埋め込み対象のページを確認しておきましょう。
Pardotのダイナミックコンテンツでは、日付データ型の項目は条件に設定できません。
そのため「今年何を購入した」や「○月○日に○○をした」といった日付に関する出し分け条件が使用できないのです。解決法方としては、日付をテキスト形式に保存すれば条件として使用可能です。
プロスペクトが複数の条件に当てはまるケースも出てきます。その場合は、複数のバリエーションの中から設定画面内の最初に一致するバリエーションが優先的に表示されます。
今回は、ダイナミックコンテンツの反映方法についてご紹介いたしました。
動的コンテンツを使用すると各顧客にパーソナライズした内容でコミュニケーションをとれます。ダイナミックコンテンツの活用が進むとナーチャリング活動の幅が一つ広くなるのでお勧めの機能です。
※本記事の内容は2021年7月時点のものです、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります
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