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Pardotのカスタムリダイレクトとは? 使用例や設定方法も解説

Pardotのカスタムリダイレクトとは? 使用例や設定方法も解説

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カスタムリダイレクトは、見込み客のWeb上の動向を追うことで顧客の興味関心を把握できる便利な機能です。しかし、設定方法や機能の活かし方を知らず十分に活用できていない方もいるようです。

今回は、そういった方に向けてPardotのカスタムリダイレクトについて解説いたします。

Pardotのカスタムリダイレクトとは?

カスタムリダイレクトとは一言で言うとアクセスをトラッキングできる機能です。メールやソーシャルメディアに貼った計測用リンクを、対象がプロスペクトであれば誰がいつクリックしているのか計測できます。さらに、そのURLを踏んだ顧客に対し様々なアクションを設定することが可能です。 
まずは活用のメリットを解説し、後半で設定方法をご案内していきます。

カスタムリダイレクトはどんな時に使う?

顧客の育成に重要なカスタムリダイレクトですが、一体どんな時に使えばよいでしょうか?
LP内のCTAを最適化して顧客層の判別に使用したり、SNSの拡散度合いの計測や、メルマガに対する顧客の反応の計測に使用したりすることで顧客の行動を把握できす。

ここでは以下3つの使用例に沿って機能やメリットをご紹介いたします

  • LP内の各CTAの最適化
  • SNSにおける拡散度合いの計測
  • メルマガ配信における顧客の反応の計測


このカスタムリダイレクトでは、顧客のクリックをリアルタイムに担当者へ通知できます。即時に通知が届くことによってインサイドセールスが次の行動に移りやすくなります。 以下、具体例と共にご紹介していきます。

LP内の各CTAの最適化

LPにおいてCTAは重要度の高いパーツです。これを最適化する方法は多変量テストなどがありますが、カスタムリダイレクトを使うとまた違った角度から実施できます。
カスタムリダイレクトはクリックした顧客や日時が分かるため、反応を示した顧客のや曜日、時間帯などの分析ができます。そのデータを元にCTAの修正を繰り返し最適化ができます。

設置個所やデザインCTA詳細かつ効果的なクリックデータなども得られます。

SNSにおける拡散度合いの計測

ナーチャリングでSNSを活用する際、SNSの選定と効果計測はどのようにされていますか?SNS利用する人目的や違いがあるため、反応を可視化するより効果のあるSNS戦略が可能で
カスタムリダイレクトを使ってクリックを計測すると、狙っている層SNS別の反応数の比較分析が可能です。全体のクリック数も必要ですが届けたい層の反応を分析することで、自社と相性のいいSNSの選定や投稿のより深い効果計測ができます

メルマガ配信における顧客の反応の計測

カスタムリダイレクトは、配信するメルマガに設定することで顧客の反応を計測することが可能です。誰がいつクリックしたのか、顧客の反応数だけではなくや日時の分析ができます。
またメールの種別ごとの反応もSNS同様に深く分析ができるため、メルマガの最適化にもつながります

カスタムリダイレクト機能で設定できる項目

ここからは、カスタムリダイレクトの設定項目の中で主なものをご紹介いたします。聞きなれない単語などはこちらを参考に設定を進めてください。

基本設定項目

項目名 概要
名前 プロスペクトのアクテビティ情報に表示される
フォルダ フォルダに登録し整理しておく
キャンペーン 整理されたマーケティング施策、該当施策に登録する

リンク先URL カスタムリダイレクトで飛んだ先のページURL
トラッカードメイン 顧客に見せる用の自社独自のドメイン
バニティURL 顧客に見せる用の自社独自のURL、デフォルトはバラバラ文字例になっている

完了アクション内の設定項目

項目名 概要
スコアを調整 クリック後のスコアの加点、減点ができる
ユーザーに割り当て プロスペクトを自社内の担当者に割り当てる
ユーザーに通知 プロスペクトが反応した際に担当者に通知をする
リストに追加 プロスペクトを作成済みのリストに追加する
自動応答メールを送信 プロスペクトに自動返信メールを送付する

上記のようにカスタムリダイレクトの機能では設定できる項目が多くあるため、自社に運用に合った設定をしましょう。また、フォルダやバニティURLは任意ですが、運用面や顧客への印象を考えると設定しておくことをおすすめいたします。

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カスタムリダイレクトの設定方法

ここからはカスタムリダイレクトの設定方法について説明していきます。設定は、「カスタムリダイレクト」のページを開き、設定画面上に情報を追加するだけで簡単にできます。
カスタムリダイレクトの設定方法は、以下の1~8の手順で進めます。

  1. 「カスタムリダイレクト」ページを開く
  2. 「+カスタムリダイレクトを追加」を選択
  3. カスタムリダイレクト名を入力
  4. キャンペーン、フォルダの選択
  5. リンク先URLの設定
  6. トラッカードメインとバニティURLの追加
  7. 完了アクションの追加
  8. 確認後、「カスタムリダイレクトを作成」を選択

これらの1~8の手順で、設定が完了します。
それでは詳しい設定方法を紹介していきます。

「カスタムリダイレクト」ページを開く

「マーケティング」→「コンテンツ」から「カスタムリダイレクト」ページを開きます。

「マーケティング」→「コンテンツ」から「カスタムリダイレクト」ページを開きます。

「+カスタムリダイレクトを追加」を選択

「カスタムリダイレクト」ページの右上にある「+カスタムリダイレクトを追加」をクリックします。

「カスタムリダイレクト」ページの右上にある「+カスタムリダイレクトを追加」をクリックします。

カスタムリダイレクト名を入力

「名前」にカスタムリダイレクト名を入力します。この名前が、プロスペクトアクティビティやレポートに表示されます。

「名前」にカスタムリダイレクト名を入力します。

キャンペーン、フォルダの選択

次は「キャンペーン」と「フォルダ」を選択します。ここでキャンペーンを選択しても、プロスペクトの既存のキャンペーンは上書きされません。

また、フォルダは未選択状態だと「Uncategorized/Custom Urls」が自動的に選ばれますが運用上の管理がしやすくなるので設定することをおすすめします。

次は「キャンペーン」と「フォルダ」を選択します。

リンク先URLの設定

「リンク先URL」に、クリック後に飛ぶURLを入力します。http://とありますがhttps://と、「s」の入力を忘れずに行いましょう。

「リンク先URL」に、クリック後に飛ぶURLを入力します。

トラッカードメインとバニティURLの追加

続いて「トラッカードメイン」と「バニティURL」を入力し、「バニティURL」は空白にしておくことで自動生成されますが、デフォルトの場合、トラッカードメインで指定したドメイン+ランダムな英数字で作られたURLとなってしまいます。

トラッカードメインとバニティURLの追加

完了アクションの追加

「完了アクション」を選択します。
「ユーザーに通知」を選ぶと、顧客の反応が担当者にリアルタイムで届くため、特定顧客への営業が可能です。他にもスコアに自動付与やキャンペーンへの自動追加などが可能で、ナーチャリング効果の把握などに活用できます

「完了アクション」を選択します。

確認後、「カスタムリダイレクトを作成」を選択

最後に「カスタムリダイレクトを作成」をクリックして完了です。

最後に「カスタムリダイレクトを作成」をクリックして完了です。

カスタムリダイレクト設定時の留意点

カスタムリダイレクトを設定する際に、いくつか留意点があります。

完了アクション既存プロスペクトのみに適用されることや、カスタムリダイレクト選択後30分はクリックが計測されないこと、設定画面上でリンク先URLの頭にhttps://をつけ忘れないようにするなどです。

  • 完了アクション既存プロスペクトのみに適用される
  • カスタムリダイレクト選択後30分は後続のクリックが計測されない
  • リンク先URLを暗号化通信(https)にしておく

このような3点の留意点があることを念頭に置いて、設定を進めていきましょう。

完了アクションは既存プロスペクトのみに適用される

これは当然のことですが、完了アクションが適用されるのは既存のプロスペクトのみです。
カスタムリダイレクトをクリックした後でプロスペクトに変換されるビジターには適用されません。ただし、変換された場合プロスペクトアクティビティにクリックしたことが表示されます。

カスタムリダイレクト選択後30分は後続のクリックが計測されない

カスタムリダイレクトには、30 分のスロットリング期間が設定されています。
そのため、同一ページに複数似通ったリンクを設定すると30分以内に複数クリックされる可能性が高く、それは最初のクリックしかカウントされません。このように、何度続けてクリックされてもPardot計測ないので、コンテンツ作成時には注意が必要です。

リンク先URLを暗号化通信(https)にしておく

昨今のWebサイトURLはどれも「https」と「s」が付いています。
http://」は暗号化、「https://」は暗号化して通信を行っています詳細は省きますが、デフォルトの設定では「http://」となっているためPardotで設定する際は、「s」を必ず手入力しましょう

まとめ

今回は、カスタムリダイレクトの機能やメリット、設定方法についてご紹介しました。
このように仕組みを把握したうえで設定し活用することで、より深い分析や素早い顧客への対応が可能になります。これからは、積極的にカスタムリダイレクトを使用しデータを計測・分析してナーチャリングに繋げていきましょう。

※本記事の内容は20215月時点のものです、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります。

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