HTMLを活用したメールテンプレート作成、JavaScriptを活用した高度なフォーム作成、資格保有者による社内担当者のスキルアップ支援など、テクバンのサポート内容を支援実績とともにご紹介しております。
Pardotのオートメーションルールとは? 作成方法やルール例を紹介
Pardotを運用していく中で効果的なナーチャリングができていない、手間がかかっているなどの悩みを抱えていませんか?
そこで活躍する機能がオートメーションルールです。適切なタイミングで自動的にリードとコミュニケーションをとれるため、効率的なリードナーチャリングが可能です。
本記事では、オートメーションルールに関する知識やスキルに不安を感じる方に向けて、オートメーションルールの作成方法や使用例をご紹介していきます。ぜひ、ご覧ください。
Pardotのオートメーションルールとは?
オートメーションルールとはPardotを自動化するために必要なツールの1つです。設定したルールの条件に基づいてリードトを抽出し、自動的にメールの送信やリストへの追加など様々なアクションを実施することができます。
オートメーションルールを作成すると自動でリードにアクションを起こせるため、ナーチャリング施策の効率化を目指せます。
オートメーションルールの作成方法
ここからは、オートメーションルールの作成方法をご紹介します。自社のナーチャリングの方向性を明確にしてルールを設定しましょう。
以下の1~10の手順で作成していきます。
- 「オートメーションルール」ページを開く
- 「+オートメーションルールを追加」を選択
- ルールの名称を入力
- 「ルールの繰り返し」を選択
- 一致項目を「すべて一致」「いずれか一致」から選択
- 新しいルールの追加があれば「+新しいルールの追加」を選択
- プロスペクトが条件を満たした時に適用する「アクション」を決める
- 確認後に「オートメーションルールを作成」を選択
- プレビューの確認
- 動作確認後に「オートメーションルールの再開」を選択
これらの操作で簡単に作成できます。
キャプチャとともに作成方法を解説していきますが、オートメーションルールを作成していく中で選択できる「ルール」や「アクション」について詳しく知りたい方は、Salesforceのヘルプページをご覧ください。
それでは以下で、詳しい作成方法を解説してきます。
「オートメーションルール」ページを開く
「マーケティング」→「オートメーション」から「オートメーションルール」ページを開きます。
「+オートメーションルールを追加」を選択
オートメーションルールのページを開いたら、赤枠で囲った「+オートメーションルールを追加」をクリックします。
ルールの名称を入力
ルールの「名前」を入力します。他にも、「フォルダー」や「説明」、「タグ」などを入力していきます。
「ルールの繰り返し」を選択
オプションに「ルールの繰り返し」があります。これは設定するルールを1度だけ実施するか、複数回実施するかの設定に使います。
複数回実施する場合はチェックを入れることで、「日数」と「回数」を入れる欄が現れます。まず日数は「ルールを繰り返すまでの日数」のことで、初めてプロスペクトに適用された時間で次回以降もルールが繰り返されます。また、ルールの繰り返しを明日から実施したい場合は、1ではなく2と入力します。それは当日が日数1とカウントされるからです。
実行回数については、ルール自体の回数ではなくプロスペクトごとの実行回数になります。例えば日数1、回数2で実行すると各プロスペクトに2回までこのルールが実行され、ルール自体は停止するまで動き続けるということです。
一致項目を「すべて一致」「いずれか一致」から選択
一致項目(ルール)を選択します。
すべての条件を満たしたプロスペクトのみにルールを適応させる場合は「すべて一致」、最低でも1つの条件に当てはまるプロスペクトに適応させる場合は「いずれか一致」を選択します。
新しいルールの追加があれば「+新しいルールの追加」を選択
新しいルールがある場合は、赤枠で囲った「+新しいルールの追加」をクリックして追加します。そうすると、ルールの条件入力スペースが表示され、条件の追加ができます。
プロスペクトが条件を満たした時に適用する「アクション」を決める
プロスペクトが条件を満たしたときに適用する「アクション」を設定します。「+新しいアクションを追加」をクリックすると、条件に一致したプロスペクトに対するアクションを設定できます。
確認後に「オートメーションルールを作成」を選択
ここまでの各条件の設定が終了したら「オートメーションルールを作成」をクリックして完成です。
プレビューの確認
作成したオートメーションルールは一時停止モードで保存されているため、「一致をプレビュー」をクリックします。
すると今時点でルールに一致するプロスペクトの一覧が表示されるので、想定通りの条件付けができているかが確認できます。
動作確認後に「オートメーションルールの再開」を選択
「一致をプレビュー」し、ルールの動作を確認したら、「オートメーションルールの再開」をクリックします。
運用が滞っている方へお勧めの
お役立ち資料
・運用を成功に導く4つのポイント
・メール以外の運用を加速させる4つの活用ヒント
・テクバンの支援実績から学ぶ活用事例
作成できるオートメーションルール例
ここではオートメーションルールの例をいくつかご紹介します。今回解説するオートメーションルール例は以下の3つです。
- 「セミナー」に「出席した」顧客に「メールを送信」
- 「ランディングページ」で顧客がフォーム通過(正常に完了)したら社内の担当者に通知(ユーザーに通知)
- 「スコア/グレード」が「一定数以上」だった顧客を「リストに追加」して「メールを送信」
これらのオートメーションルールは、作成画面で目的の「条件」と「アクション」を選択するだけで簡単に設定できます。以下で、各ルール例について詳しく解説していきます。
セミナーに出席した顧客にメールを送信
セミナーに参加した顧客にのみメールを送信するオートメーションルールの作成手順を簡単にご紹介します。
- 名前やフォルダー、タグなど必要な項目を入力する
- 「+新しいルールを追加」をクリックし、「プロスペクトのカスタム項目」から「セミナー名(※)」を選択し、セミナー名を入力する
※カスタム項目なので企業ごとに名称が異なります。
※あらかじめ該当セミナー用のリストを用意しておく必要があります - 「+新しいアクションを追加」をクリックし、「プロスペクトメールを送信」を設定
前もって用意しておいたメールを選択します。
ランディングページで顧客がフォーム通過(正常に完了)したら社内の担当者に通知
ランディングページで顧客がフォームを通過したら、社内の担当者に通知されるオートメーションルールの作成手順をご紹介します。
- 名前やフォルダー、タグなど必要な項目を入力する
- 「+新しいルールを追加」をクリックし、「プロスペクトのフォーム」を選択し「正常に完了」に設定する
- 「+新しいアクションを追加」をクリックし、「割り当てられたユーザーに通知」を設定
※割り当ての設定を事前にしておく必要があります
スコア/グレードが一定数以上だった顧客をリストに追加してメールを送信
スコアやグレードが一定数以上だった顧客をリストに追加し、メールを送信するオートメーションルールの作成手順をご紹介します。
- 名前やフォルダー、タグなど必要な項目を入力する
- 「+新しいルールを追加」をクリックし、「プロスペクトのスコア」(または「プロスペクトのグレード」)を選択し、基準となる値を設定する
- 「+新しいアクションを追加」を2回クリックし、アクションを2個設定。「プロスペクトをリストに追加」と「プロスペクトメールを送信」を設定
リスト化しておくことでメール配信後のコンタクト状況の分析や、次回のナーチャリング活動に活かせます。
まとめ
今回の記事では、オートメーションルールの作成方法や参考例などご紹介しました。
オートメーションルールは、プロスペクトの行動に応じて適切なタイミングで自動的にマーケティング施策を行えるようになります。オートメーションルールを活用して効果のあるナーチャリング施策を目指しましょう。
※本記事の内容は2021年7月時点のものです、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります。
Pardotのオートメーションルールについてお困りの方はご相談ください
テクバンでは、ナーチャリング施策を自動化したいお客様をサポートする、Pardotの設定代行サービスをご提供しています。Pardotの各種相談や運用・設定サポートからトレーニングまでを行う一括したサービスです。
- 完了アクションの設定
- フォームやフォームハンドラーの設定
- メール配信設定
- ランディングページのテンプレート作成等々、ご指示をいただければ幅広く各種設定を代行いたします。
テクバンのサービスにより、お客様は施策検討に専念できるため効果的なナーチャリング施策を実施できます。
詳しくは以下をご覧ください。
サービス内容について:Pardot運用支援サービス
ご支援価格について:Pardot運用支援の価格
その他、ナーチャリング施策について以下に資料を用意しております。
Pardotのお役立ち資料
テクバンの支援内容
運用における課題解決
Account Engagement(Pardot)運用を加速させる4つの活用ヒント
Account Engagement活用を推進させる、メール配信以外の発展的な活用方法をご紹介いたします。
資料ダウンロードAccount Engagement(Pardot)運用を成功に導くための4つのポイントとは
Account Engagement(Pardot)導入後に失敗する理由とその解決策について解説いたします。
資料ダウンロード同じカテゴリーの記事
Pardotの運用支援/導入
を行うテクバンとは
強み 01
Pardotの資格保有者による
サポート体制
テクバンにはPardotスペシャリスト保有者が複数在籍しており、専門家によるお客様のナーチャリング活動のサポートが可能です。
サポートサービスでは、様々な課題に対し過去の実績から得た柔軟なご提案と、必要に応じたマルチなサポート体制をご提供させていただきます。
強み 02
施策の提示のみ!
テクバンが設定/運用を代行
お客様にはマーケティングの施策に専念いただくため、設定や運用はテクバンがトータルでサポートいたします。
そのため、Pardotについて専門知識がないご担当者様や、設定しているお時間が無いご担当者様にとって最適なサービスとなっております。
強み 03
CRM・基幹システムとの
連携対応も可能!
Pardotの強みはCRMや各種システムとの連携です。連携により大きなシナジー効果を生みます。
テクバンはSI企業の強みを活かし、データ移行やCRM連携・他システムとの連携も構築可能ですので、より導入効果を感じていただけます。
保有資格
- Adobe Partner Connection リセラープログラムレジスタード
- Microsoft Goldコンピテンシーパートナー
- Cisco認定プレミアパートナー
- VMware Partner Connect Principal
- Oracle PartnerNetwork SELL / LICENSE & HARDWARE