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Pardotのタグとは? 追加方法・使い方について解説

Pardotのタグとは? 追加方法・使い方について解説

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Pardotにはタグ付けという機能があります。数多くのデータの中から目的の情報を探すために、タグを紐づけることは情報設定の面でとても重要です。しかし便利な反面、最適なタグを設定してデータを整理された状態にするのは思ったより難しいものです。

そこで、本記事ではタグの機能や追加方法といった基本的な点や、活用法についてご紹介します。タグをこれから設定する方、活用に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

Pardotのタグとは?

Pardotのタグとは、Pardot内のコンテンツやプロスペクトを分類・整理するための機能です。タグ付けをして整理することでコンテンツやプロスペクトに対してフィルターで分類、ソートやレポートで見やすくするなどが可能です。
探しているプロスペクトやコンテンツを素早く、かつストレス無く分類、発見が可能です。

タグの活用例

タグの活用例をいくつかご紹介していきます。今回は以下の3つの活用例をご紹介します。
なお、タグの効果的な使い方については後ほど解説するため、ここでは簡単に活用例のみを解説いたします。

  • イベントやセミナーリードの管理

  →個別のイベントやセミナー名をタグにして設置及び管理します。

  • 製品、サービスごとのリード管理

  →個別の製品、サービス名をタグにして設置及び管理します。

  • 地域ごとのリード管理

  →都道府県名をタグにして設置及び管理します。


このようにタグを活用することでリードが整理されるため、手軽かつ素早くリードの状態をチェックすることができるのです。

タグの追加方法は6つ

ここからは、コンテンツやプロスペクトへのタグの追加方法をご紹介します。タグの追加方法は主に以下の6つです。
タグを付与するタイミングや方法がそれぞれ異なります。顧客獲得時や既存のプロスペクトに対して付与する方法、フォーム通過時に自動で付与、手動でインポートする際にタグ付けなど様々あるため、状況に沿って設定ください。

  • 見込客の編集画面から手動で付与する
  • 見込客一覧のテーブルアクションで付与する
  • オートメーションルールで付与する
  • ダイナミックリストで付与する
  • 完了アクションで付与する
  • インポート時に付与する


それでは、以下で各追加方法について詳しく解説していきます。

見込客の編集画面から手動で付与する

「プロスペクト」→「プロスペクトリスト」から、タグを編集したいプロスペクトを選択します。プロスペクトのページを開き、赤枠で囲った「編集」から編集画面を開くと手動でタグの付与ができます。

「プロスペクト」→「プロスペクトリスト」から、タグを編集したいプロスペクトを選択します。

見込客一覧のテーブルアクションで付与する

「プロスペクト」からプロスペクトリストを開きます。タグを追加したいプロスペクトにチェックを入れ、プロスペクトテーブルの下にあるドロップダウンから「タグを追加」を選択し、タグの名前を入れます。

「プロスペクト」からプロスペクトリストを開きます。

オートメーションルールで付与する

「マーケティング」→「」オートメーション」から「オートメーションルール」を開きます。オートメーションルール作成画面を開き、「アクション」から「+新しいアクションを追加」をクリックして、「タグを追加」を選択します。

「マーケティング」→「」オートメーション」から「オートメーションルール」を開きます。

ダイナミックリストで付与する

「マーケティング」→「セグメンテーション」から「リスト」を開きます。画像内①のチェックボックスにチェックを入れ、②のプルダウンから「タグを追加」を選択します。これでタグが付与できます。

「マーケティング」→「セグメンテーション」から「リスト」を開きます。

完了アクションで付与する

「マーケティング」→「フォーム」から「フォームページ」を開きます。「+フォームを追加」をクリックし、フォームの作成画面へ移ります。ステップ4の完了アクションページで「+新しい完了アクションを追加」から「タグを追加」をクリックするとタグの付与ができます。

「マーケティング」→「フォーム」から「フォームページ」を開きます。

インポート時に付与する

「管理」→「インポート」から「プロスペクト」をクリックします。「ファイルをアップロード」を選択したらインポートするCSVファイルをアップロードし、ステップ3でタグを付与します。

「管理」→「インポート」から「プロスペクト」をクリックします。

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タグの効果的な使い方

ここでは、タグの効果的な使い方についてご紹介します。
複数のキャンペーンにまたがってアイテムをタグで管理したり、スコアに応じてタグを付与したりすることでPardot内のデータが整理され使いやすくなります。特に、以下の3つの使い方が効果的です。

  • レポートのセグメントとして使用する
  • 複数のキャンペーンにまたがって使用するアイテムをタグで管理する
  • プロスペクトのスコアに応じてタグを付与する


これらの3つの使い方でタグを管理することによって、簡単に情報を見つけられるようになります。以下では、それぞれの使い方を詳しく解説していきます。

レポートのセグメントとして使用する

レポートのセグメントにタグを使用すると分析できる項目が増えます。そのため、プロスペクトがセミナーに参加したのかイベントに参加したのかなどリードソース別に付与する方法や、取得したプロスペクトの項目に沿って付与するなど、数多くの角度で分析することが可能になります。

複数のキャンペーンにまたがって使用するアイテムをタグで管理する

プロスペクトではなくコンテンツに対しても付与できます。複数のキャンペーンに使用されている画像やPDFドキュメントなどのアイテムをタグ付けすることで、管理や再利用がしやすくなります。
また、タグとフォルダを併用する管理方法もあります。例えば、フォルダは部署名や支店名を付けて管理、タグは製品・サービス名で管理をするなどです。
フォルダとタグの2軸を用意すると管理が楽になります。

Prospectsスコアに応じてタグを付与する

スコアに基づいてタグを付与すると、プロスペクトをソートできます。
そして基準となるスコアを設定し、基準に見合うプロスペクトにタグ付けすることで、自社のハウスリスト内の顧客のスコア状況が把握しやすくなります。

タグの整理・合併方法

タグはPardotを運用していく中で次第に増えていくため、定期的に整理や合併を行うことが重要です。また、タグの付け方をあらかじめ決めてルール化しておくことで、増えすぎてしまうことを防ぐと同時にタグの管理がしやすくなります。

〈合併方法〉
マーケティング>セグメンテーションからタグのページに行き、合併したいタグを選択して「タグをマージ」をクリックするだけで簡単にタグを合併、整理できます。

タグを削除する際の注意点

Pardotでは、タグを削除する際に注意するポイントがあります。
タグを削除すると「すべてのアセット」および「プロスペクト」から、タグが削除されてしまいます。そのため、削除してはいけないタグを削除してしまった場合、タグを用いたセグメント、レポートなどに影響が出てしまいます。
誤って削除してしまう事故が起きないように、あらかじめタグを削除・整理できる人を社内や部署内で決めておくことが重要です。

まとめ

今回の記事では、タグの使い方や追加方法についてご紹介しました。
タグは、たくさん作れば作るほど管理しやすくなるというわけではありません。こまごまとしたタグが多すぎると管理しづらくなるため、タグ付けのルールを決めたらExcelなどにまとめて整理しておくことが大切です。
タグを活用して効率よくPardotを運営していきましょう。

※本記事の内容は20217月時点のものです、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります。

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