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Pardotをお使いの方でフォーム、フォームハンドラーに悩んでいる人は多いと思います。機能の違いや設定方法などが分からずモヤモヤしていませんか?
PardotのフォームはHTMLの知識がなくても作成・修正ができます。レイアウトの変更からボット対策なども可能です。
本記事ではフォームの各種機能や設定方法やご紹介し、CV獲得のために必須なフォームについて理解を深めていただきます。
なおフォームハンドラーの設定方法や違いについては以下に詳しい記事のリンクを貼っているのでご覧ください。
Pardotのフォームハンドラーとは? 仕組み・新規フォーム作成との違い
Pardotのフォームとは、Pardotを使って新規のフォームを作成する機能です。HTMLで作る必要がない代わりにPardotに様々な機能が標準で備わっています。
なお、フォームハンドラーは既存のhtmlなどのフォームをそのまま使用しPardotにつなげます。ここが2つで大きく異なるのですが、
詳しい違いは以下で詳しく紹介しているのでご覧ください。
参考:Pardotのフォームハンドラーとは? 仕組み・新規フォーム作成との違い
Pardotでは、HTMLなどの知識なしでフォームを作成、Pardot上のプレビューでテスト実施、ハニーポットなどのボット対策機能がデフォルトで搭載されているなど、フォームを作るうえでのメリットがいくつかあります。
そこで今回は以下の5つのメリットをご紹介いたします。
それでは5つのメリットを以下で紹介していきます。
Pardotでは、画面内の指示に従ってフォームを簡単に作成できます。フォームの入力項目の追加・入れ替えや、レイアウトテンプレートを使ってデザイン変更などができます。
フォーム作成後にフォームのテストが可能です。フォームの本番環境へのリリース前にPardotのプレビュー機能を使って事前のテストができます。
Pardot フォームには、ハニーポットやreCapchaなどのスパムボット対策が標準で備わっています。ハニーポットというのは、顧客には見えない入力項目のことで、これはフォームの裏側にありボットのみが入力します。
そこへ入力があった場合はフォームの通過を却下する仕組みです。このように複数の機能でボット対策が可能です。
長い名前のこのプログレッシブプロファイリングとは、フォームに一度入力した項目を二回目のフォーム表示の際はページに表示させない機能です。
フォーム通過のたびに何度も同じ項目を入力するのは面倒です、そのような場合に、一度入力した箇所は二回目に項目自体を非表示にする機能です。顧客は手間が減りCVR低下を防ぐ効果があります。
さらに、以下のように個別にフォームを最適化する機能もあります。
①A、B項目に過去入力があった場合のみ表示する新規C項目の設定
例)過去に会社名、部署の入力があった人にのみ、次回アクセス時に「役職」項目を表示する など
②Cookieが紐付いている人(アクティブプロスペクト)がアクセスしたときだけ表示する項目の設定
例)初回訪問者には氏名アドレスのみ、リピーターには好きな製品のアンケートを表示する など
上記のような条件付き項目の設定方法は、
フォームの編集画面を開き「項目」→「順次」内の、「プロスペクトの次の項目にすでにデータがある場合にのみこの項目を表示します。」にチェックを入れます。
そして、①の条件付き項目である「役職」を設定して保存します。
フォームはPardotで作成したランディングページに埋め込むことができます。作成したフォームのコードをランディングページに埋め込むことで、フォーム付きのWebページを作成できます。
メリットの多いフォームですがもちろんデメリットもあります。例えば、フォームハンドラーは既存のフォームとPardotの連携が可能なため、Pardotのために作り直す必要がありません。しかし、フォームでは既存のフォームとの統合はできないため新規で作成する必要があります。
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ここからは、Pardotのフォームの作成方法を解説いたします。
Pardotのフォームは、HTMLなどのスキルがなくても簡単に作成できます。
以下の1~6の手順で作成していきましょう。
1.「フォーム」のページを開く
2.フォーム名・フォルダー・キャンペーンを決める
※入力を終えたら「次へ」をクリックして進みましょう。
3.フォーム項目の新規追加や並び替えなどの編集を行う
※赤枠部分をクリックして上下に動かすと項目の並び替えができます。
4.レイアウトテンプレートを使ってフォームをデザインする
用意したレイアウトテンプレートを選択しデザインを整えていきます。
※赤枠内を編集してフォームをカスタマイズできます。
5.完了アクションを設定する
「お礼メッセージ」ではフォームの完了ページに表示させるメッセージを登録します。
完了アクションではフォーム通過後に自動で行う動作を設定できます。例えばフォーム通過者を社内の担当者へ自動登録、自動応答メールを配信、スコアを付与などが可能です。
6.フォーム確認後に保存する
「確認して保存」まで進むと、分かりづらいですがページ左下の保存ボタンの上に「フォームをプレビューする」というテキストリンクがあります。そこからフォームのテストが実施できます。
このように6ステップでフォームを作成できます。
ポイントは、手順4のフォームをデザインする「詳細」タブの設定です。ここでボット対策の設定ができます。またデフォルトでは顧客のPCに入力項目を残す設定になっていますが、残さないようにもできます。
これらの設定がHTMLの知識が無くてもPardotでできます。
次はPardotで作成したフォームをWebサイトに追加する方法をご紹介します。
先ほどの手順でフォームを作成したら、下記の1~3の操作でWebページにソースコードを貼り付けていきましょう。
この手順でHTMLコードをWebページの該当部分に貼り付けると追加できます。
今回はフォームの機能や、作成方法についてご紹介しました。
Pardotのフォームは、HTMLで作らない代わりに様々な機能が備わっています。それを使えばユーザーに優しいフォームを短時間で用意が可能です。ぜひ活用を進めていってください。
※本記事の内容は2021年7月時点のものです、Pardotの仕様や利用環境は変更することがあります。
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